パート4対策の記事 (1/3)

Part4(復習編)―暗唱(2)

前回の記事「パート4対策(復習編)―暗唱(1)」では、暗唱することの意義について説明させていただきました。

この記事では、パート4のトークを暗唱できるようになるための具体的な手順についてご紹介します。


【音声トレーニングの手順】

一人のスピーカーしか出てこないPart4のトークの方が暗唱しやすいので、まずはPart4から暗唱することをお勧めします。暗唱に慣れてきたら、Part3の会話も言えるようにするとよいでしょう。

まずは、第1段階として、以下の手順で、意味の確認と音声トレーニングを行うことで、ネイティブの発音やイントネーションを体に染み込ませるようにします。


~第1段階~
【意味の確認&音声を口に馴染ませる】


1. スクリプトを見ながら、放送文を聞く
文字を見て、聞いただけではわからなかった箇所を確認します。

2. 一文ずつ和訳→英文の順番で音読して、意味をチェック
「みなさん、こんにちは。まず、・・・をお知らせしたいと思います」
Good afternoon, everyone. First, I want to inform you that…

先に母国語である日本語で意味を確認すると、英文が頭に残り易くなります。

3. スクリプトを見ながらCDの音声を「口パクでシャドーイング」
放送文のシャドーイングを口パクで行うことで、ナレーターの吹き込みがよりはっきり聞こえるので、正しい発音を確認しやすくなります。

4. スクリプトを見ながらCDの音声を「声に出してシャドーイング」
なるべくナレーターの音声を真似するように意識しましょう。

5. スクリプトを見ながら「オーバーラッピング」
CDの音声に自分の声をピッタリかぶせ、同じスピードで言うようにします。

6. スクリプトを見ずにCDの音声を「口パクでシャドーイング」
音声だけのシャドーイングの場合は、特にしっかり聞き取る必要がありますが、最初に口パクでやることで、音がはっきりと耳に入ってきます。

7. スクリプトを見ずにCDの音声を「声に出してシャドーイング」
まずは、この「見ないでシャドーイング」が完璧に出来るようにすることが目標です。これが出来るようになるまで、「見ながらシャドーイング」と「オーバーラッピング」を繰り返してみてください。

8. 音速読(なるべく速く音読)をする
最後に、ナレーターと同じスピードで音読できるようにします。予めナレーターが放送文を読み上げる時間を計測し、自分でも同じスピードで読めるようになるまで、音読を繰り返します。ナレーターと同じ速度で読めるようになると、放送文の体感速度が遅く感じるようになり、聞き取りが楽になります。


【暗唱の手順】

音声トレーニングによって正しい発音が口に馴染んだら、「実際に英文を覚えてスラスラ言える(暗唱できる)ようにする」第2段階に進みます。

第2段階は以下の手順で行います。


~第2段階~
【英文を覚えて言えるようにする】


1. 和訳を音読→英文をread&look up
意味を再確認するために、1文ごとに、和訳を音読して、英文を一度音読したら、見上げて空で言います。このトレーニングを「read&look up」と呼びます。正しく言えていたかスクリプトで確認し、次のセンテンスに進みます。1回で言えなければ、言えるようになるまでread&look upを繰り返します。

2. 和訳を見たら、英文を言えるかチェック
和訳を読んだ瞬間にその英文が言えるか確認します。言えなかったら、再度read&look upをして、英文を口に馴染ませます。

3. read&look upの範囲を増やす
ここまでは、1文ごとに言えるようにしていましたが、今度は2文ずつ音読したら、見上げて空で言う、というように範囲を増やしていき、最終的に全体の暗唱に持っていきます
まずは、前半(2~3文)と後半(2~3文)に分けて言えるようにし、つなぎ合わせることによって暗唱を完成させます。

4. 時間を測りながら、暗唱をチェックする
ある程度、全体を空で言えるようになったら、ストップウォッチで暗唱のスピードを計測します。この時間をナレーターが読み上げるのにかかる時間となるべく近づけるようにします。例えば、ナレーターが30秒で言っていて、自分の暗唱が60秒だったとしたら、それを50秒、40秒、30秒と縮めていくようにします。

上記の手順でスラスラ暗唱できるようになったトーク(Part4)や会話(Part3)が増えていけばいくほど、これらのパートの放送文の聞き取りが楽になるだけでなく、英語を話せる体質に変わっていきます。

このようにして、リスニングセクションのスコアを上げながら、「使える英語」も同時に身につけていくことができるわけです。


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