パート3対策(復習編)の記事 (1/2)

TOEIC公式問題集活用法 Part3(2)

前回の記事では、公式問題集を使ったパート3の取り組み方についてお話しましたが、ダイアローグの意味を確認するところまででしたので、今回は次のステップの「音声トレーニング」についてご説明いたします。

ステップ4: スクリプトを見ながら、シャドーイング
(CDの音声よりも0.5秒くらい遅れて、音読していきます。その際に、音を無視して自己流の音読にならないように気をつけてください。目では文字を追っていますが、あくまで聞こえてくる音を真似ることに意識を集中させます。目と耳の集中度の割合は、3:7くらいのイメージです。)

ステップ5: オーバーラッピング
(今度は、CDの音声とぴったり重なるようにして音読していきます。シャドーイングと違い、ナレーターと同じ速度で発音していかなければならないので、より負荷の高いトレーニングになります。最初は遅れてしまい、シャドーイングのようになってしまうかもしれませんが、徐々にかぶさるように努めてください。)

ステップ6: スクリプトを見ないで、シャドーイング
(CDの音声だけを聞いて、ステップ4と同じ作業をします。ステップ5のオーバーラッピングができるようになれば、舌が音声のスピードについていけるようになっているはずなので、シャドーイングがしやすくなっているはずです。)

ステップ4~6を順番にやると、徐々に負荷が上がっていくようになっています。
1周目では、全てのトレーニングが不完全かもしれませんので、ステップ6ができるようになるまで、同じ順番で何周もしてもよいですし、ひとつのトレーニングを数回やってから、次のトレーニングに移るという方法でもよいです。
いずれにせよ、最終的にはステップ6の「見ないでシャドーイング」ができるようにしてください。

やっているうちに、ただ音声を追うことに夢中になってしまい、オウム返しになっていることに気づくことがあるかもしれません。意味の伴わない音声トレーニングを繰り返していると、「英語ははっきり聞こえるけど、意味は入ってこない」という体質になってしまうことがあります。
そうならないために、どのトレーニングをしているときにも、必ず意味もわかっているかどうか意識してください。
もし理解があいまいになっている箇所があれば、ステップ3の「日本語訳→英語の順番でセンテンスごとに音読」を間にはさんで、意味を確認し直すようにしてください。

意味を理解しながら、「見ないでシャドーイング」ができるようになったら、そのダイアローグの復習は終わりです。

ひとつひとつのダイアローグでこの作業を繰り返していくと、徐々に初めて取り組むダイアローグの聞こえ方が変わっていきます。
早い人では、公式問題集のTest1のダイアローグを全てシャドーイングできるようにするだけで、すでにTest2の問題を解いている際に違いを実感できるかもしれません。

パート4でも同じ要領でシャドーイングできるパッセージを増やしていくことになりますので、Test1のパート3&4のダイアローグ10個とパッセージ10個のシャドーイングを完成させることによって、Test2のパート3&4を聞き取りやすくするイメージで取り組んでいきます。

さらに公式問題集のVol.4(テスト2回分)を仕上げることによって、Vol.5のパート3&4が楽になっていくという流れです。

リスニング問題を解いただけで終わりにしていたら、聞こえ方自体はあまり変わっていきませんが、復習でそれぞれのダイアローグやパッセージをシャドーイング出来るところまで持っていけば、根本的に英語が聞こえる体質に変わっていきますし、さらにその中で使われている単語や表現も音声トレーニングを通じて体にしみ込んでいくので、自然と覚えられるようになります。

語彙や表現の知識はリーディングセクションでも役に立ちますので、音声トレーニングによるリスニングセクション(パート1&2も含めて)の復習は総合的に英語力を高めるためにもとても効果的です。

このように、リスニングセクションの復習を徹底的に行うことによって、結果的にリーディングも伸びやすくなります。

本番と同じナレーターの音声でシャドーイングすることで、聞き馴染んだ状態になることが重要ですから、このようなトレーニングをする際には、必ず公式問題集を使うようにしてください。

公式問題集Vo.4とVol.5の2冊を使って問題演習をし、このような音声トレーニングをしっかりやれば、リスニング対策としては十分ですので、他に教材を買う必要はないと個人的には考えています。

パート4の対策については、パート3とほとんど共通していますが、追加で取り組んでいただきたいトレーニングとして「音速読」というものがありますので、次回の記事で詳しくご説明したいと思います。


「音声トレーニングやってみようかなぁ」と思い始めている方は、お手数でなければクリックをお願いします
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

TOEIC ブログランキングへ
スポンサーサイト