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第231回TOEIC感想(2018年6月24日)


本日のTOEIC公開テストを受験された皆様、お疲れ様でした。

今回の試験の難易度や受験していて気付いたことについてシェアしたいと思います。


僕が受験したフォームでは、
Part 1の1問目は、男性が傘を手に持っている写真でした。

違うフォームでは、各パートの難易度なども異なるはずですのでご了承ください。


今回のテストの感想を一言で言うと、
全体的に標準レベルだった
ように思います。

前回ほどにはPart 2は難しくなく、Part 5も標準的な感じでした。





Part 1は途中まで「易」かなぁと感じていましたが、
間違ってしまった人が多いそうな問題が1問ありましたので(4問目です)、
「普通」にしておきました。

描写文として、最初の方は正しくても、
最後の副詞句の情報(場所など)が違っていたら、誤答になりますので

例えば、Some motorcycles are parkedまでは合っているけど、
最後のon the sidewalkが違っている、みたいな感じですね。

しっかり全文を聞き取ることが必要です。


Part 2 やや難

最初の9問までは易しめな問題が多かったのですが、
その後の16問の難易度がぐんと上がり、ひねった変化球的な応答が多かったです。


Part 2の問題が難しくなる要因として、
「変化球の正解がAに来る」というものがありますが、
今回、それが最後の16問中8問(50%)もありました。


なぜAに変化球が来ると難しくなるかというと、
質問文を聞いたすぐ後に変化球が来ると、
「違う」と消してしまう初中級者が多いからです。


A ⇒ 「違う」(本当は正解なのに)
B ⇒ 「違う」
C ⇒ 「違う」

「やべぇ、全部違う!」ってなるんですねw


同じ変化球的な正解でも、Cに持ってくれば、

A ⇒ 「違う」
B ⇒ 「違う」
C ⇒ 「じゃあ、コレかぁ」

となる可能性が高くなります。

なので、多くの受験者を引っ掛けたければ、
変化球はAに持ってくるのが鉄則なんです。


こういうテクニック的なことを知っていると、多少は有利にはなりますが、
Part 2で一番大切なのことは、「全文をしっかり聞き取れるリスニング力」です。

この能力は、英文をリピートする練習を地道に続けることによって鍛えるしかありません。

泥臭い努力によって、英語を聞き取るのに必要な「語学力」が身に付いていなければ、
結局、上述のテクニックもあまり役に立ちません。


Part 3 普通

Part 3は、特に難しいと感じたセットが一つもありませんでした。
最近では、一番全問正解が狙い易かったと思います。


Part 4 やや難

Part 4は、全体で3セットほど、話をフォローしにくかったり、
選択肢の英語表現が難しいと感じたセットがありました。

特に、今回は最後のグラフィック問題がいつもより難しく、
落としてしまった人が多かったかもしれません。
(グラフィック問題は、概して簡単なことが多い)


Part 5 普通

いつも通り7分くらいで解けたので、「普通」としました。

難し目の問題は3問くらいで、標準的な問題ばかりでしたので、
目標の10分で解き終わることができた人は多かったと予測しています。


「TOEICって、initiallyっていう副詞が好きだよなぁ」と思いました。
initially 「最初は/もともとは」(= at first / originally)

あと、「distinct = differentって、けっこう高度な知識だよなぁ」と頭の中で独り言を言ってましたw


Part 6 普通

普段通り、8分くらいで解き終わることができました。

potentialとかaspiringのような形容詞が、
「今はまだなっていないけど、これからなる可能性がある」という意味だと知っておくと役立ちそうです。

potential customers 「潜在顧客」
aspiring actor 「俳優の卵/俳優を目指している人」


Part 7 ダブル 普通
Part 7 トリプル 普通
     ↓
Part 7 シングル 普通


リーディングセクションでは、Part 5と6を解いた後
Part7は、ダブルとトリプルを先にやり、最後にシングルをやるという作戦を僕は取っており、
澤田塾でもこの順番で解くよう指導しています。



パート5と6合わせて15分で解き終わり、
ダブルに入った時刻は14:01でした。

ここからエンジンをかけ直して、ダブルは9分で解きました。


ペース配分としては、2つのパッセージを一気に読むのに2分以内、解くのに2~3分、計4、5分という感じです。

遅くても2分半くらいでは、本文を読めるようになりたいです。


ダブルを14:10に解き終わった後、
トリプルは16分で解き、14:26に終わりました、

トリプルは、3つの英文を一気に読むのに3分以内、解くのに2~3分という感じです。

できれば、3分くらい、かかっても3分半では読み切りたいところです。


これは指導でも実感していることですが、
ダブルとトリプルを「全文ベタ読み」で解く場合には、
読むスピードの差が顕著に出ます。

読むのに時間がかかり過ぎてしまうと、解く時間が残らなくなってしまうため、
リーディング速度を高めることが必須になります。


これには、Part 7に特化した対策だけでなく、
日頃からTOEICと関係ない英文素材にも触れまくることが不可欠だと僕は考えています。


ここで、ちょっとcontroversial(物議を醸す)かもしれない、大事な考え方を紹介します。

「TOEICの勉強だけをすることによって、英語を読む力が付くわけではない」ということ。


これはTOEIC批判とかではなくて、あくまで「語学の真理」です。


「英語を読む力は、幅広く英語を読むことによって付く」のです。


普段から読む英語は、
TOEICのパート7のパッセージに限定される必要はありません。

むしろ、限定しない方がいいです。


自分が内容を楽める英語、様々な難易度の英語を
好きなように、自由に読んでいいんです。


英語を読む力を付けるためには、もっと多くの量を読む必要があります。

そして、量を確保するためには、
「知りたい情報や楽しめるコンテンツを英語で読むことを習慣化する」ことが大切です。


TOEICの感想に話を戻します。

トリプルを14:26に解き終わった時点で、35分残っていました。


今回、シングルは途中までかなり難しいと感じました。

特に、前半から本文の量が多いセットが多く、
サクサク解き終わらず、かなり時間を食っていました。


難易度は「やや難」くらいかなぁと思っていたところ、
最後の172-175のセットで肩透かしを食らいましたw


シングルの最後のセットというのは、本来、手強いボスキャラのはずなのに、
本文の量も少なく、問題も簡単で、2分くらいで終わってしまいました。


それまでの難しさが、最後の簡単なセットによって相殺(offset)された感じだったので、
難易度は、「普通」となりました。


結局、シングルは24分で解け、最後に11分残りました。
これは、最近のTOEICの中では、かなり時間が余った方です。


実は、公開テストを受験している最中には、
出てきた単語やフレーズで、気になったものに関しては、
いちいち記憶に刻み込んだりしているため、かなり時間をロスしているので、
いつもは5分くらいしか残りません。


ですが、今回はまず一気に全部解いてしまってから、
残った時間で、気になった表現を覚えるようにしたので、
普段よりも多く時間を余らせることができました。


毎回このような形で、試験に出てきた重要な単語やフレーズをストックしているので、
僕にとっては、「TOEIC受験=英語の勉強」という感じになっています。


今日も役立つ英語をたくさん吸収できたので、
蓄えた知識は、今後の授業や情報発信において、生かしていこうと思っています。


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