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VERSANTの記事 (1/1)

VERSANTに初挑戦しました!


みなさんは、VERSANT(ヴァーサント)というスピーキング試験をご存じでしょうか?

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音の響き的に、「え、何? その『婆さん』って?」となる人も多いようですw


テストの内容については、すでに多くの記事で詳述されていますので、
割愛したいところなのですが、以下に、1センテンスでまとめてみます。

VERSANTは、スピーキング能力を測定するだけでなく、
瞬発的な英文記憶力(リテンション力)も含めた、かなり実践的なリスニング力が要求されるため、
日頃から本質的な英語力を鍛えるトレーニングを積み、「英語が使える」状態になっていないと、
なかなか良い結果が出にくい、タフだけど、その分やりがいもある、とっても楽しいテストです。
(1センテンスが長い!)


僕自身、かなり前から、VERSANTというテストの存在自体は知っていましたが、

「VERSANTって全然スコアが出ないんですよ! 先生も今度ぜひ受けてみてください!」と、
ある生徒さんに言われてビビリ、

「あのテストは、まともに英語が話せる人なら、普通に70点は取れるよ」と、
ICEEで知り合った達人の方に言われてビビリ、

「そんな怖いテスト、受けたくないでしょ?」ってずっと思ってましたw
(基本、ビビリなもので)


なぜVERSANTを受験することにしたのか?

そんなビビリの僕がVERSANTを受験することにした理由を一言で言うと、

「生徒さんたちのため」です。


僕が英語学習に関して何か新しい行動を起こすとき、
ほぼ必ずと言っていいほど、「澤田塾の受講生の利益になるかもしれないから」というのが根底にあります。

VERSANTも例外ではありません。(VERSANT is no exception.)


ここ数カ月間、パンデミックのために、TOEIC L&Rが受験しにくい状況が続いており、
AEコースの受講生のごく一部しか受験できていません。

8か月ぶりに再開した9/13(2020年)のTOEICを受験されたのは、
受講生25名中、わずか5名でした。

その後、
10/4は8名、
10/25は5名、
11/15は6名、
12/6は5名という受験状況になっています。


このコロナ禍では、TOEICはもはや、みんなが受験するテストではなくなりました。

試験会場で密になるのが怖いとか、抽選が当たらないという要因もありますが、
AEコースを受講されている生徒さんたちのTOEIC平均スコアが800点以上なので、
スコアアップの必要性を感じている人がそんなに多くない、というのもあります。

一方で、800点、900点を目指して、TOEICを受験し続けている生徒さんも数名いるので、
彼らのスコアアップについては、今後も全力でサポートしていきます。


しかし、受講生の英語力の進歩を測り、目標として活用するための、何か別のテストが必要だとずっと感じていました。

そこで、僕が注目したのがVERSANTだったのです。


澤田塾がVERSANTを採用した理由

現在、TOEIC対策コースは中断しており、
唯一開講しているのが、総合的な英語力を身に付けることを目的としたAE (Authentic English) コースなのですが、
9月(2020年)からは、「受講生全員に授業内でスピーキングを実践してもらう」という、大胆な試みを始めてみました。


TOEICからAuthentic Englishに切り換えただけでなく、
今度は、スピーキングという長年の懸案事項にも、ついに着手することにしたのです。

このコロナ禍で、そこまで攻めていいのか?という不安もありましたが、
むしろコロナ禍だからこそ、あえて攻めることにしました。


平常時には、TOEICが普通に受験できてしまうこともあって、
常に多くの受講生は、「今度のTOEICでスコアアップしなきゃ」というプレッシャーや緊張感を抱えています。

その結果、
「スピーキングは、目標スコアを取ってから始めればいいや」
「スピーキングは苦手で、実践するのも気が引けるから、まだいいや」
というマインドセットに、ついついなってしまいがちです。


この「スピーキング先延ばし」マインドセットから脱却するには、
TOEICが受験しにくい、コロナ禍の今しかない!と思ったのです。

結果的に、スピーキング渋々派の生徒さんも含め、全員が、
「これを機にスピーキングを始めてみよう!」と、一念発起してくれました。
(元々スピーキング実践派だった生徒さんは3~4割ほどです)


9月以降、AEコースの全ての受講生が、
授業の最後の50~60分間、スピーキングを実践してくれています。
(その中で、VERSANT対策も行っています)

元々TOEICスクールとして始まった澤田塾で、
こんなことが実現できるなんて、つい数年前までは考えられないことでした。
This would have been unthinkable just a few years ago.


だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、
「澤田塾がVERSANTを採用した理由」は、
「生徒さん全員が、スピーキング力を上げることに本気になってくれたから」です。

2012年に澤田塾を立ち上げてから、苦節8年。
ようやくここまで来ました。

そして、これから受講生のスピーキング力を伸ばしていく上で、
現在地や進歩を測るテストが、絶対的に必要になったのです。

メジャーなスピーキング試験には、TOEIC Speakingもありますが、
澤田塾で正式に採用するテストとしては、VERSANTに軍配が上がりました。

主な理由は以下の3つです。

1. VERSANTは、スマホのアプリを使って自宅で受験できる
(TOEIC Speakingは、試験会場に行って受験する必要がある)

2. VERSANTは、キャンペーンを利用すると、1回分の受験料5,500円で2回受験できる
(TOEIC Speakingのみ (6,930円) は一部の大都市圏でしか受験できず、
多くの地域では、Writingとのセット(S & W) になってしまい、受験料も10,450円と高額)

3. 澤田塾で普段から実践しているトレーニングがそのままVERSANT対策にもなる


VERSANTは、スマホのアプリで受験できるため、
試験会場に行って、感染のリスクを負わなくても済みます。
この点は、このコロナ禍では非常に大きなメリットだと言えます。


また、12/24(2020年)まで、「1回分の受験料で2回受験できる」キャンペーンが利用できたことも、大きな後押しとなりました。

↓キャンペーンのリンク
VERSANT英語スピーキングチャレンジ(2020年)

↑こちらのキャンペーンは2020年のものなので終わっていますが、
現在(2022年)、2/28まで同様の新しい割引キャンページが開催されています。
VERSANT英語スピーキングチャレンジ(2022年)

2回受験できるというのは、初挑戦する人にとっては非常に心強いです。
たとえ1回目で失敗しても、2回目でリベンジするチャンスが残っているわけですから。


VERSANTに興味はあるけど、ちょっと怖いなぁという方に、耳より情報です。

受験用のアプリは無料でダウンロードできて、
テストに申し込まなくても、8分間のサンプルテストをアプリ上で無料で受けられます。

なので、怖くて受験申し込みに踏み切れないという人は、
まずはサンプルテストを受けてみた上で、検討するのもアリです。

アプリ (243x500)


僕の受験結果を報告します

ここまで来るのに、だいぶ前置きが長くなってしまい、
大変申し訳ございません m(_ _)m

いよいよ、僕が初受験および2回目受験したときのスコアを発表させていただきます!


と、その前に、僕が何点くらいを目標にしていたのか、サラッと言います。


versantスコア表

この表を見て、C1の69点以上、できれば70点以上を狙いたいと思いました。

実は、そのことを半年くらい前にツイッターでつぶやいたら、
フォローし合ってもいない、見ず知らずの人から、
「70点は、発音がネイティブ並みで、超ペラペラな人しか取れませんから」というナイスなコメントを頂きまして、すっかり委縮してしまったという経緯がありました。

根がネガティブ思考な僕は、その何気ないコメントを読んで、
「お前ごときの発音じゃ絶対無理! 寝言は寝てから言え!」と解釈してしまい、
受験する勇気、意欲がすっかり削がれてしまったんです。

そのおかげで、初受験が半年ほど遅れてしまいました。

実際、ちょっと調べたら、VERSANTで70点以上取っている人の大半が、
帰国子女や長期で海外留学していたような人ばかりだったので、
僕のような、『海外経験ほぼゼロ国内独学派サムライ英語おじさん』が70点を目指すことを寝言だと思う人がいても不思議ではありませんでした。

普通に考えると、到底無理なことなのだと思います。

ただ、70点というスコアを意識する、強烈なエピソードにはなりました。


そんなこんなで、11/8(日)に初受験したときのスコアです。
(Pearsonというアメリカのテスト機関が開発・運営しているので、1日早い日付になっています)

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おぉ! 取りたかった70点を一発で取れたぁ! わ~い!

各項目の内訳

Sentence Mastery 73
(文章構文)

Vocabulary 64
(語彙)

Fluency 72
(流暢性)

Pronunciation 70
(発音)

Vocabularyだけ64点と低いですが、24個の質問に単語で答えるセクションで、
集中し切れておらず、いくつかイージーなミスをした自覚はありました。


初受験で70点を取れて、すっかり気を良くした僕は、
その勢いのまま、翌週、11/15(日)にもう1回受験しました。

先述の「1回分の受験料で2回受験できる」キャンペーンを僕も利用していたので、
2回受験するチャンスがありました。


今回は、前回の反省として、以下の3点を意識しました。

1. 24個の質問をしっかり集中して聞き取ること
2. ショートストーリーを再現するセクションで登場人物の名前を聞き逃さないこと
3. 最後の質問に40秒で答えるセクションでは、回答時間を使い切ること


その結果、2回目の結果はどうなったか、、、?

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えぇ~! 78点!!!

受験し終わった瞬間、前回より出来た感触はあったので、
「73~75点くらいは行ったかも」という期待感はありましたが、
まさか、78点も出るとは思いませんでした。

前回失敗したVocabularyでは、64点から80点満点まで上げられたので、
このプラス16点が決定的な違いになっています。

ネイティブレベルの満点が80点なので、あと2点なわけですが、
今の僕のスピーキング力を客観的に評価すると、
78点よりも、70点の方が相応しいというのが正直な感覚です。

ただ、これくらいのスコアを出せる潜在能力、ポテンシャルはあると捉えて、
今後は、78点に見合った実力を身に付けていかなければいけない、と気を引き締めているところです。



こちらのツイートでも報告していますが、今回、僕が取った78点と70点というスコアは、
2020年秋にVERSANTを受験した計586名の中で、1位と3位にランクされていました。
(僕のように2回受験した人もいると考えると、実際の受験者数は586名よりも少ないことになります)

versantランキング


このランキング表を見ると、
70点台だった人は、わずか2名しかおらず(1位と3位は同一人物)、
60点台の人も、18名と、非常に少ないことが分かります。

2020年現在、受講生の中には、60点台を狙えそうな人も若干名いるのですが、
現時点での最高スコアは、56点です。
(ちなみに、この生徒さんのTOEICスコアは800点台です)

でも、まだこれから受験を控えている生徒さんが10名くらいいるので、
結果報告を楽しみに待っているところです☆

澤田塾では今後、TOEICに加えて、VERSANTをメインの指標として活用し、
全ての生徒さんが50~60点以上取れるような指導を引き続き実践していきたいと思っています。

追記 (2021年1月~)
2021年の新年早々、嬉しい結果報告が届きました。
ある受講生が、60点を叩き出してくれました!

以降、続々と高スコアの報告が届いています。










僕がVERSANTで良い結果を出せたワケ

僕がVERSANTで高いスコアを取れた理由としては、長年、自主学習と澤田塾の指導において、
Read & Look upやListen & Repeatのような、英文を瞬間的に記憶して、発声するトレーニングをストイックに続けてきたことが大きかったと実感しています。

実際、この能力を普段から鍛えている英語学習者は少ないので、
特にリピート系セクションでは、他の受験者と大きな差が付いていたと思います。


発音に関しては、僕はとりわけ良いわけではありませんが、
発音の項目で、1回目は70点、2回目は71点と、それなりに高かったのは、
「AIウケ」が悪くないからだと推察しています。

「人間ウケ」はそこまで良くない(=あまりネイティブっぽくもない)僕ですが、
個々の単語の発音、アクセントの位置、リエゾンなどの「正確性」は高い方だと思うので、
AIによる診断では、「音のズレ」があまり探知されず、高い評価につながったのかもしれません。

今後は、「AIウケ」だけでなく、もっと「人間ウケ」も高めていきたいと思っていますw

でも、当初の目標として掲げていた、
「サムライ英語でも勝負できる」ということを証明できたのは、
教えている生徒さんたちにとっても、非常に励みになったと思うので、素直に嬉しいです☆


一方で、先ほども述べましたが、
僕にはまだ78点というスコアに見合ったスピーキング力、英会話力があるとは言い切れないので、
今後、その乖離を埋めるべく、一層精進していきたいと思っています。

その一環として、実は2週間ほど前から、Camblyというネイティブとのオンライン英会話を始めまして、
15分×週3回のレッスンを受けています。
オンライン英会話での学びや気付きについても、適宜シェアしていこうと思います。

また、僕がVERSANTで70点以上取れる実力を付けるのに、普段どのような努力をしているかについても、
AEコースでの取り組みも絡めて、別の記事で紹介していく予定です。
(基本、澤田塾の練習メニューと課題しかやっていないので)


追記 (2021年5月): ついに満点を取りました!



VERSANTを初受験したのは、2020年11月でしたが、
その後、2021年5月に受験したVERSANTでは、総合80点満点を取ることができました。

発音は納得の低さと言っていますが、72点なので、実際そこまで悪くはないです。(むしろ一般的にはかなり良い方)

ただ、『サムライ英語スピーカー』を自負している僕としては、
自分みたいに、英語の発音がそこまでネイティブライクではない人間でも、
VERSANT 80点を取れたというのは、誇らしく、大変励みになりました。

各項目の内訳としては、

Sentence Mastery 80
Vocabulary 78
Fluency 80
Pronunciation 72

となっており、すべての項目で80点を取れているわけではないのですが、トータルでは80点となっています。

これは、総合点を決定する上で、Sentence MasteryとFluencyの比重が高く、
そこでは80点を取れていたので、Pronunciationの72点やVocabularyの78点をオーバーライドするような形で、トータルスコアは80点となっています。

若干『なんちゃって満点』な感じもあるので、いずれは全項目で80点を叩き出せるように、今後も一層精進してまいります。


現在(2022年)、2/28まで、VERSANTの割引キャンペーンが開催されていますので、興味のある方は、チャレンジされてみてはいかがでしょうか。
VERSANT英語スピーキングチャレンジ(2022年)

Thank you so much for reading this article to the end!

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