2013年02月の記事 (1/6)

パート7攻略法(4)

前回のパート7攻略法(3)に引き続き、今回は僕が考えるもっとも合理的なパート7の復習方法についてご説明させていただきます。

まず、解き終わったら答え合わせをすることになると思いますが、その際に、間違えた問題に関しては、どのように解けばよかったのかを必ず分析するようしてください。

というのも、TOEICは設問のパターンが決まっているので、自分が間違えたり、ひっかかりやすい問題の種類が特定できれば、同じようなミスをすることが減っていくからです。

例えば、VOl.4 Test1 196-200の設問196は典型的なTOEICの難しい問題です。
なぜなら、本文中に書いてあることが、「うまく言い換えられている」からです。

著作権の問題もあるので、どこがどう言い換えられているかについてはここでは説明できませんが、僕が書いたAll Aboutの記事初級者のためのTOEIC攻略法(3)から、以下に言い換えの例を引用します(青字で表記)。

パート7のシングルやダブルの難しい問題(パート3&4も同様)では、「本文で言われていることをうまく言い換えている選択肢が正解である」可能性が高いということをぜひ覚えておいてください。
例えば、もし本文でFew employees are expected to get a pay raise this year.「今年度、昇給が見込める社員はほとんどいない」と書いてあったとしたら、The salaries of most workers will remain unchanged.「ほとんどの社員の給料は変わらないだろう」などと、うまく言い換えられているものが設問の答えである場合がほとんどです。


上記の言い換えは、僕が自分で考えましたが、このように問題作成者側の立場で、公式問題集やTOEIC模試、さらには本番の問題の作り方を観察していると、「ひゃー、流石ETS。これはうまく言い換えてあるなぁ!」と、感心することが多々あります。
「なんだよ、そのままじゃんか。手抜きだなぁ。。。」と、がっかりすることもたまにありますが。

ただ、この196の設問の答えの根拠は、本文の比較的後ろの方に出てきているので、一気に正答率が下がります。

最初の問題だから、どうしても1段落くらいしか見ないわけです。
(本番でも最初の問題と関係した情報が本文の中盤以降に出てくることもあります)

そして、多くの人が(C)を選んでしまうんです。

ただ本文中で使われているのと同じ動詞が使われているという理由だけで。

これは、要注意ですよ。また、さきほどのAll Aboutの記事の続きを下記に転載します(青字で表記)。

逆に言えば、正解には本文で使われている表現は使われないことが多いということです。

特に初級者の方は、同じ単語や言い回しを含んだ選択肢を安易に選んでしまう傾向があるので、要注意です。
例えば、本文にThe company will hold a training workshop for its new employees on Sunday.「同社は日曜日に新入社員向けの研修会を開催します」と書いてあったとしたら、The training workshop will be put off.「研修は延期される予定です」は、当然不正解です。
上記のような選択肢は、同じ単語や言い回し(ここではtraining workshop)だけを頼りに正解を選びがちな初級者を騙すために存在しているわけですから、このようなTOEICの策略にはまらないように気を付けましょう。


上記の例にだまされる人は少ないかもしれませんが、196の(C)は目的語が微妙に違うだけなので、選びやすくなっています。

いずれにしても、一部だけ違う選択肢を消去できることが求められます。
復習では、こういうことを教訓として学び、次に生かせるようにすることが大切です。

最後に、197のNot問題のお話を軽くします。

Not問題は、多少時間がかかっても、書いてあるものを本文中で見つけ出してください。
ここで、時間を節約して「エィ!」と選ぶと、(D)とか選んでしまったりしそうです。

確実に本文中で(B)、(C)、(D)について書いてある箇所を確認しないといけません。
そうすれば、正解の(A)だけが残るわけですから。

Not問題はちょっと時間をかければ必ず正解できるので、1分くらいかけてもいいです。

ダブルパッセージでいまいち点数が伸びない人の中には、解くのが早すぎるという人もけっこういます。

5分で解いて、2~3問正解というパターンです。

Not問題の検証作業も30秒とかでやってしまったり、クロスレファレンス問題(両方のパッセージを見る必要がある)を解くのに、片方しか読んでいないとか、解き方がテキトーだったりします。

いくら時間との勝負のTOEICと言えども、これでは本末転倒です。

そういう人は、あともう1~2分じっくり考えて(ダブルでは8分かけても良い問題もあります)、正答数を上げるようにしたいです。

今回は、設問の答え合わせで、問題の解き方についてのお話をして終わってしまいました。

このような正答率アップのためのテクニック的な話は、澤田塾のレッスンでも当然するのですが、それだけで終わってしまったら、「英語力アップ」にはつながりません。
(↑この段階で、TOEIC学習が終わっている人は要注意です)

次回は、いよいよ英語力を付ける上で一番大切な「復習方法」(本文及び問題文の精読と音読)の話をしたいと思います。

って、今回それをするはずでしたが。。。

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