2015年04月の記事 (1/1)

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TOEIC受験者のタイプについて考える

TOEICと「使える英語」の実情について、計4回にわたってブログで連載していきます。

第1弾 「TOEIC受験者のタイプについて考える」
第2弾 「僕が”TOEIC学習に使える英語も”と主張するワケ」
第3弾 「TOEIC界の”出る杭”になっています」
第4弾 「使える英語も同時に目指すとスコアアップは加速する」

今回の記事は、その第1弾です。


「TOEICでスコアアップしたい」

この気持ちってどこから来るのでしょうか?

だいたい次の3つではないかと思います。


1.会社から「何点取れ」と指示された (または就職や転職、昇進などでスコアが必要)
(「取らなければならぬ」という義務感)

2.スコアが上がっていくのが楽しい
(「目標点をクリアしたい」というゲームのような感覚)

3.「英語を身に付けたい」という別の目標があって、その一環としてスコアアップも目指している
(「英語力を上げて、その結果スコアも上げたい」という欲求)


大半の人は、1か2のタイプに属しているというのが、
僕が長年この業界に身を置いて、色んな人と会って話を聞いてきた印象です。

つまり、義務感かゲーム感覚。

3のように、「英語を身に付ける」ことを一番の目標に据えている人は物凄い少数派です。

もちろん誰もが3のようになるべきだと言っているわけではありません。

そもそも義務感でTOEICと付き合っている人のほとんどは、
英語を身に付けるための努力までする時間的、精神的余裕はないと思います。

ゲーム感覚でスコアアップを楽しむのも一つのあり方です。

また、最初は義務感でやっていたが、次第にゲーム感覚でスコアを上げることを楽しむようになっていく人も中にはいるでしょう。

さらに、それまでスコアを上げることにしか興味がなかった人が、
目標スコアを達成した後に、本質的な英語力を上げることに目覚めるようになるケースもあります。

ですが、3のように、最初から「英語力を上げたい」という欲求の方が強く、
スコアアップは二の次という人は全体のごく一部で、1パーセントもいないのではないでしょうか。

TOEIC受験者の80パーセント以上の人たちは、
英語を話したり、書いたりといった実用的なスキルを身に付けることには意識が向いておらず、そのための努力もほとんどしていないというのが現状です。

とりあえずスコアアップを優先しなければならないので、
「使える英語」は後回しということなのでしょう。

このように、大半の人にとって、
優先度という点では、「TOEICスコア」>「使える英語」となっています。

ですが、ある一定の目標スコアを達成すると、認識が一気に変わっていきます。

その分岐点は、800点です。

なぜなら就職や転職、昇進などで有利になるスコアが800点だからです。
(一部、900点あった方が好ましいというケースもあるかもしれませんが)

もちろん800点以上のスコアを取得している人の全員が、「使える英語」にシフトしていくわけではありません。

そのまま900点以上を目指したり、英語学習に一区切りつける人もいるでしょう。

ですが、800点以上になると、確実に「使える英語」を目指す人が多くなります。

僕の経験だと、おそらく40パーセントくらいです。(それでも少ないですが)

800点以上の人の割合が全受験者の11パーセントくらいなので、
その内の40パーセントだと、全体の4%強くらいでしょうか。

澤田塾の生徒さんのように、
800点に達していなくても、「使える英語」にも取り組んでいる人が0.5パーセントくらい存在するとして、それを足すと約5パーセントになります。

もちろんこの数字は、僕の経験則から推測したものなので、
正確なところはわかりませんが、それほど外れてはいないと思います。

TOEIC受験者の中で、「使える英語」にも意識が向いている人は、全体の5パーセントしかいない。

このことが事実だと想定した上で(中には否定する人もいるかもしれませんが)、

みなさんは何を思いますか?


僕が思うことは次の記事で書きたいと思います。
「僕が”TOEIC学習に使える英語も”と主張するワケ」

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