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Part4(復習編)―暗唱(1)

この記事では、パート4の「暗唱」についてご紹介します。

「暗唱」はおそらく都内のTOEICスクールでは唯一澤田塾だけが取り入れている指導法であり、澤田塾に通う最大のメリットでもあるので、実は公開することをためらっていたのですが、より多くの人に知ってもらいたいと思い、記事にすることにしました。

実際、暗唱はかなりスポ根的な感じなので、このサイトを見ている一般の学習者の中で、自主的に実践できる人はかなり限られているかもしれません。ですが、「TOEICのスコアアップ」と「使える英語」を両立する上では欠かせない学習法です。

というのも、暗唱は全ての音声トレーニング(シャドーイング、オーバーラッピング、音読)の集大成であり、最も「スピーキング」に近いトレーニングだからです。

「TOEICなんか勉強していても、英語を使える(話せる)ようにならない」と、TOEIC批判をする人がいますが、澤田塾の生徒さん達がパート4の説明文(最近ではペアでパート3のダイアローグも)をペラペラ暗唱している姿を見て、「そんなことやっていても、英語を話せるようになんかならない」とは言えないはずです。なぜなら、暗唱を通して、かなり直接的にスピーキング力も鍛えることができるからです。

ちなみに、Vol.4の74-76の説明文(Hi, my name is Annie Chang. I'm calling about...)は、パート4の最初の暗唱課題になっているのですが、ほとんどの受講生が180 wpm以上の速度で暗唱することができます。

Vol.4のTest1の10個中、最高で7個スラスラ言える生徒さんもいます。
その生徒さんは、Test2のパート4やパート3のダイアローグも含めると、10数個暗唱できるのですが、最近900点越えを達成しました。

「なぜ暗唱をする必要があるのか」について詳述したいと思いますが、まずは「僕と暗唱」についてのエピソードをご紹介します。

実は、僕自身は英語学習者として昔から暗唱をやってきたわけではなく、最初に本格的に取り組んだのは、今から1年ほど前(2012年)でした。(自分が実践してみて効果があったものは、即指導に生かすのが僕のポリシーです)

僕はこの動画を見て、「暗唱やらなきゃ!」と思ったのです。



この動画の中で、僕が尊敬する英語教育者で、表参道にある発信力を向上させる英語学校「FORWARD」の代表でもある石渡誠先生が、Steve Jobsがスタンフォード大学の卒業式で行った伝説のスピーチ「Stay hungry, stay foolish」について説明しながら、その暗唱を披露しています。

僕は石渡先生のこのパフォーマンスにすっかりinspireされ、その後ひたすら練習して、15分弱のこのJobsのスピーチを暗唱できるようにしました。忘れないように、現在も歩いているときなどにブツブツ暗唱し続けています。

(Jobsのスピーチの動画はこちらから↓)


ちなみに、僕が一生懸命覚えていた時期に、個別指導していた大学生にも、このスピーチを全部暗唱してもらったのですが、彼はその半年後(2013年の2月)に英検1級に合格しています。(近い将来、800~900点を達成した澤田塾の生徒さん向けに、英検1級コースを開講した際には、このスピーチを全員に暗唱してもらうつもりです)

そんなこんなで、2013年の3月からは、「暗唱」を澤田塾のTOEIC指導にも取り入れることにしました。

一人の人が話しているパート4の方が暗唱しやすいのと、パート3はパート4を得意にしてしまえば、克服しやすいと考え、澤田塾では、最初は暗唱を中心としたパート4の対策に絞って指導するという方針を取っています。

現在では、最初のターム(2か月ちょっと)はパート4中心、次のタームではパート2とパート3中心という形を取っています。(パート3の暗唱は、ダイアローグなので、より英会話に近い感じになります)

以上が、暗唱を取り入れた経緯ですが、次に暗唱のメリットについてです。


澤田塾では、以下の理由から暗唱を指導に取り入れています。


1.ナレーターと同じ速度で暗唱文を言えるようになれば、聞き取りが楽になる(体感速度が遅くなる)

2.シャドーイングできるようになることを課題にした場合と比べて(昨年まではそうでした)、自主的に音声トレーニングをする量が増える(暗唱できるようになるためには、かなりの練習をせざるをえなくなるため)

3.リスニング力だけでなく、速読力も伸びる(パート7対策にもなる)

4.英語を吸収しやすい体質に変わる
 (リーディングセクションで出てきた単語や表現もどんどん覚えられるようになる)

5.将来英語を話せるようになるための素地が出来る


暗唱の効果は他にもいくつかありますが、なによりも「英語学習が楽しくなる」というのが一番大きいかもしれません。

どんどん空で言える暗唱文が増えていき、より速いwpm(words per minute)でスラスラ言えるようになっていくことに「やりがい」や「達成感」を感じられるので、「暗唱、メッチャ楽しいです!」と、目を輝かせながら言ってくれる生徒さんが後を絶ちません(?)。(と同時に、「なかなか覚えられなくて、大変ですぅ。。。でも、頑張ります!」って方がいるのも事実ですが)

次の記事では、パート4の暗唱の具体的な練習手順についてご説明いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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コメント

No title
澤田先生のTOEICを用いた英語学習法は非常に参考になり、自分のTOEIC英語勉強に取り入れています。いい加減なTOEIC本が多い中、先生のブログで芯を通してこれからも勉強してゆきます。
Re: No title
安藤さん

とても励みになるメッセージありがとうございます。

これからも効果的な英語の勉強法を紹介していきます。
役立つと思われたものは、学習に取り入れていただけましたら幸いです。

おっしゃるように、「いい加減な方法」=「スコアアップだけにフォーカスした試験テクニック」だけに頼るのではなく、「芯を通す」=「正攻法で英語力を上げる」ことによって、本物の実力を身につけていっていただければと思います。

今後ともよろしくお願いします。

> 澤田先生のTOEICを用いた英語学習法は非常に参考になり、自分のTOEIC英語勉強に取り入れています。いい加減なTOEIC本が多い中、先生のブログで芯を通してこれからも勉強してゆきます。
No title
いつも、感心しながら先生のブログを読んでいます。
私も公問vol.4のtest1のpart3&part4を見ないでシャドーイングできるようになり、次に暗唱に取り組みはじめました。暗唱を達成するためには何度も音読するしかないとは思いますが、その際に気をつけておくべきこと等ありましたら教えてください。
Re: No title
安藤さん

こんにちは。

ご質問の件ですが、read&look upをすることで、1センテンスずつ確実に言えるようにしていくことが大事だと思います。

最新のAll Aboutの記事でも、具体的なやり方を説明してますので、参考にしてみてください。

後は、自分の暗唱を録音して、再生しながら、スクリプトと照らせあわせてチェックするという手もあります。

ぜひトライしてみてください。応援してます!

> いつも、感心しながら先生のブログを読んでいます。
> 私も公問vol.4のtest1のpart3&part4を見ないでシャドーイングできるようになり、次に暗唱に取り組みはじめました。暗唱を達成するためには何度も音読するしかないとは思いますが、その際に気をつけておくべきこと等ありましたら教えてください。
No title
このブログ記事で,私も暗唱するモチベーションがあがりました。英検1級向けて,暗唱に取り組んでみたいと思います。

Re: No title
のぶさん

コメントありがとうございます!

ぜひ英検1級に向けて楽しみながら暗唱にチャレンジしてみてください。

僕も明後日の英検1級2次試験に向けて、Steve Jobsのスピーチを暗唱し直してまして、
だいぶ仕上がってきました。

と同時に、オリジナルな英語も口から出やすくなっており、
改めて暗唱の効果を実感しています。

> このブログ記事で,私も暗唱するモチベーションがあがりました。英検1級向けて,暗唱に取り組んでみたいと思います。
No title
現在toeicのリスニングpart3.4に苦戦している者です。
暗唱というのは、日本語訳を見ながら英訳を言えるということでしょうか?
それとも、何も見ずにP23の文は〜〜〜だったなぁとスラスラ英文が言えるということでしょうか?
自分は現在、日本語訳を見て英文をスラスラ言えるようにしてからシャドーイングができるように練習をしていますが正しいでしょうか?
Re: No title

いえ、暗唱は日本語訳も何も見ずに、暗記してきたスピーチを言うみたいな感じです。

> 自分は現在、日本語訳を見て英文をスラスラ言えるようにしてからシャドーイングができるように練習をしていますが正しいでしょうか?

はい、そのようなやり方でも十分に効果はあると思います。

ですが、僕の指導では、一応、先にシャドーイングを何度もやって耳と口に馴染ませてから、
センテンスごとにRead & Look upして言えるようにしていくという方法を採用しています。



> 現在toeicのリスニングpart3.4に苦戦している者です。
> 暗唱というのは、日本語訳を見ながら英訳を言えるということでしょうか?
> それとも、何も見ずにP23の文は〜〜〜だったなぁとスラスラ英文が言えるということでしょうか?
> 自分は現在、日本語訳を見て英文をスラスラ言えるようにしてからシャドーイングができるように練習をしていますが正しいでしょうか?

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