TOEICの勉強だけしていると、本物の英語力は付きにくい

このサイトでは、澤田塾で普段生徒さんたちにお話していることなどについても、これからどんどん書いていきたいと思います。

今日のレッスンで語ったことは、TOEIC講師としての最大の矛盾のように聞こえるかもしれません。

それは、

「TOEICの勉強だけしていると、本物の英語力は付きにくい」

ということです。

一般的には、「TOEICの勉強」=「問題を解くだけ」ということになりがちです。

その結果、実用的な英語能力を計るTOEICの勉強においてですら、大学入試の延長みたいなことをしている人が非常に多いというのが現状ではないでしょうか。

もちろん、澤田塾でも、「公式問題集」というTOEIC教材を使用して、TOEICの対策を行っているわけですが、ただのTOEICの勉強だけでは終わらず、発信力も最大限に鍛えるような指導を行っています。

具体的には、リスニングセクションで聞いた放送文は、暗唱を通じて、自分でも言えるようにすることでスピーキング力も鍛えますし、リーディングセクションで読んだ英文は、和訳から元の英文が言えるようにすることでライティング力にもつなげています。

このように、模範とすべき標準的な英語表現の宝庫でもある「TOEIC公式問題集」を用いて、試験対策に加え、英語が使えるようになる指導を実践しています。

したがって、「ただ問題を解くだけ」という一般的なTOEIC学習とはかなり違うわけです。

しかし、生徒さんたちには、公式問題集を使った実用的なアプローチに加えて、TOEIC教材以外の素材を用いた英語学習も取り入れていただくようにしたいと考えています。(現在、その実践方法を模索中)

というのも、TOEIC以外の勉強も行った方が、より効率的、効果的に英語力が向上し、その結果、スコアも伸びやすくなるからです。

事実、僕自身は、今の英語力を身に付ける過程では、TOEICの教材はほとんど使っていませんでした。

リスニングでは、映画やドラマなどの口語的な英語、インタビューなどの生の英語、ニュースなどの時事英語を聞き取れるようになることを目標に勉強する中で、TOEICのリスニングセクションで満点を取ったり、英検1級のリスニング問題にも対応できる力を付けました。

TOEICのリスニング対策としては、試験前にちょっと問題演習をする程度でした。

リーディングにおいても、普段はTOEICのパート7の英文などは全く読まず、毎朝、駅のキヨスクで英字新聞を買って読んだり、小説を読んだりしていました。そして、さらにハイレベルな英語を求めて、TimeやNewsweekなどの英文雑誌にも挑戦し、時事英語を読みこなす力を付けた結果、パート7の英文などは、特に対策しなくてもスラスラ読めるようになったわけです。

つまり、自分が学習者だった頃には、TOEICの勉強はほとんどしなかったということです。

TOEIC講師なのに、こんなことを暴露してしまっていいのでしょうか?

いいんです(笑)

なぜなら、ここに英語学習の本質と、多くの日本人が英語が出来るようにならない理由があるからです。

それを伝えるのが英語教育者としての僕の役目であり、そこに澤田塾が今後目指すべき方向性があると確信しています。

「使える英語」と「スコアアップ」を両立するTOEICレッスンに加え、今後はTOEIC教材以外のものも副教材として取り入れることで(当面、ただ配ったりするだけですが)、「本物の英語力」を養成する指導を提供していきます。

「TOEIC学習者が、TOEIC教材の勉強だけに終わらない」

それが理想的な姿、本来あるべき姿です。

澤田塾の生徒さんだけでなく、少しでも多くの英語学習者、TOEIC学習者の方々にこのようなことを知っていただくために、これからも積極的に情報を発信していきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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コメント

映画や海外ドラマの英語の暗記について
澤田先生、いつも更新を楽しみに読ませていただいています。

映画や海外ドラマの英語の暗記について教えて下さい
確かにTOEICなどのビジネス英語は退屈感が拭えなく
好きな映画や海外ドラマの英語で勉強する方法があればご教授いただけないでしょうか?
Re: 映画や海外ドラマの英語の暗記について
Cazさん

コメントありがとうございます。

ご質問の件ですが、映画や海外ドラマを使うのは、英語を暗記するためというより、「楽しみながら大量に英語に触れるため」という感覚でやるのが、個人的には良いかと思っています。

以前は気に入ったセリフをいちいち書き留めたりしていたんですが、今は英語字幕で一回見て理解したら、あとはDVDの返却日までテキトーに流して、英語の音声だけを聞き取る練習に使っています。
(このコメントを書いている間も、一度見たDVDをかけています)

今年は洋書を読む年にしているのですが、来年は映画やドラマを見まくる年にし、もっと口語英語を極めようと思っていますので、その際に色々勉強法を試してみようと思っています。


> 澤田先生、いつも更新を楽しみに読ませていただいています。
>
> 映画や海外ドラマの英語の暗記について教えて下さい
> 確かにTOEICなどのビジネス英語は退屈感が拭えなく
> 好きな映画や海外ドラマの英語で勉強する方法があればご教授いただけないでしょうか?
Re: 映画や海外ドラマの英語の暗記について
澤田先生、お忙しい中、お返事ありがとうございました。

> 「楽しみながら大量に英語に触れるため」....
多読多聴の1つとして使うという事ですね。
わたしも試してみます。

因にまだTOEICは705点ですがこれからもこのBlogでがんばります

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