僕は本当にTOEIC界の異端児なのか?

最近では、僕以外にも、
「使える英語を学ぶための素材としてTOEICを利用しよう」
「TOEICで出てくる表現を自分でも言える/書けるようにしよう」
「パート3や4の放送文を暗唱しよう」
とおっしゃっているTOEICの先生が増えています。

実は、最近のことでもなく、何年も前から、
T先生もK先生もH先生もずっとこのようなことを提唱しておられます。

特急シリーズの中でも、そのような主旨の記述がよく出てきます。

ですので、「TOEICでスコアアップするだけでなく、使える英語も身に付ける」という考えは、
僕だけが主張していることではないのです。

しかし、僕はこのようなことをブログやオールアバウトで特に強く主張してきたため、
一部の人たちからは「異端児」呼ばわりされることもあります。

「スコア至上主義」が蔓延している現在の日本において、
僕の考え方に反発する人が少なからずいるのは仕方のないことですが、
自分としては当たり前のことを言っているだけだと思っています。

僕は英語が公用語になっている企業でも定期的にTOEICセミナーを行っていますが、
参加者の多くは、TOEICで一定のスコアを取ることを求められている一方で、
日々の業務で英語を使う必要にも迫られています。

そのため、「ただスコアだけ上がればいい」と考えている人はほとんどいなくて、
「同時に英語を使えるようになりたい」と思っているのです。

そのような状況にいる人たちからは、
僕が主張していることも当たり前のこととして受け入れてもらえてます。
(澤田塾の多くの生徒さんも同様です)

ですが、一方で、会社からTOEICで高いスコアを出すように求められているだけで、
英語を使えるようになる喫緊の必要性を感じていない人も多くいます。

そのような人が、
「英語を使えるとか、英語力を上げるとかどうでもいいから、てっとり早くTOEICのスコアだけ上げたい」
と考えるのは、ごく自然なことです。

また、英語ではなく、TOEICそのものが好きで、
TOEICの問題集や模試を何十冊も解くことによって結果を出してきた人たちもいらっしゃいます。

「TOEICer」とか「TOEIC愛が強い人」と呼ばれる人たちです。

このような方々にとっては、当然スコアを取ることだけが大切なわけで、
TOEIC学習に「英語を使う」とか「英語力を上げる」という視点を持ち込むのは邪道だと主張されます。
(もちろん全員がそうではなく、そのように主張される方もいるという話です)

僕としては、多様な考え方を認めたいので、
このような主張に対しては、「そういう人もいるんだなぁ」くらいにしか考えていません。

実際のところ、僕が書いた記事に対してもっとも反発されるのが、
このような人たちなのですが、大いに誤解があるようなのです。

というのも、僕のメッセージは全て、
「TOEICでスコアアップもしたいし、英語力も上げたい、英語を使えるようにもなりたい」
と考えている人たちに向けたものだからです。

ですので、
「TOEICでスコアを取れさえすればいい」
「TOEICそのものが好き」という人には、正直何も言っていないのです。

そのような方々が自分の記事を読まれると、
「なんだコイツ、オレたちのことをバカにしているのか/攻撃しているのか?」とか、
「これまでTOEICだけをずっと頑張ってきた自分の努力を踏みにじるようなこと言いやがって!」と、
ネガティブに受け取られるようです。

繰り返しになりますが、僕はこのような方たちには何も言っていません。

僕がメッセージの受け手として想定しているのは、
「仕事などで英語を使うので、どうせTOEICの勉強をするのならば、ついでに使えるようにもなりたい」
と思っている人たちです。

現状では、人口の10パーセントくらいでしょうか。

したがって、僕が発信するメッセージによって、
TOEICerの方々やTOEIC愛が強い人たちのことを悪く言うような意図は全くないわけです。

「全文ベタ読み」や「言い換え表現をまとめて覚える」など、
意見が一致する点もあるようなので、
本当はお互いに学び合えることがたくさんあるのでは?という気もします。

いずれにしても、僕としては、考え方の違いも含めて、
そのような人たちのこともリスペクトしていきたいと思っています。

これ以上、誤解が生じませんように。


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コメント

No title
 私は澤田さんのスタンスを断固支持します。ただ、「『スコア至上主義』が蔓延している現在の日本」とまで言って、「これ以上、誤解が生じませんように」と言っても無理でしょう。
 TOEICに限らず大学入試でも邪道はスコア至上主義で、まともな英語学習とは共存できません。どっちが邪道なのか公開討論で決着をつけるしかないと思います。
 ただ、無駄な軋轢を避けたいのであれば匿名での批判等にすればよいのではないかと思います。
 かくいう私も匿名でw
 
Re: No title
コメントありがとうございます。

確かに、「スコア至上主義が蔓延している現在の日本」という表現には、批判的な響きがありますね。

単に言い回しが好きで使ってしまいました。後でぼかしておきます。
ご指摘ありがとうございました。

僕はディベートなどもやっているので、建設的な議論や討論をするのは好きなのですが、このことに関しては白黒決着つけるつもりはなかったりします。

人それぞれ事情が違うので、TOEICのスコアアップのためだけに勉強する人がいてもよいですし、僕がおこがましくも、「そういう状況を変えてやる!」などと考えているわけでもありません。

むしろ、難しいとは思いますが、反対の立場の人間同士がお互いをリスペクトできるような状況を築いていければなぁ、という気持ちです。

一方的に批判するのではなく、違う意見からも学び合うようにできたらよいのですが。。。


>  私は澤田さんのスタンスを断固支持します。ただ、「『スコア至上主義』が蔓延している現在の日本」とまで言って、「これ以上、誤解が生じませんように」と言っても無理でしょう。
>  TOEICに限らず大学入試でも邪道はスコア至上主義で、まともな英語学習とは共存できません。どっちが邪道なのか公開討論で決着をつけるしかないと思います。
>  ただ、無駄な軋轢を避けたいのであれば匿名での批判等にすればよいのではないかと思います。
>  かくいう私も匿名でw
>  
No title
>「単に言い回しが好きで使ってしまいました。後でぼかしておきます。
ご指摘ありがとうございました。」

普通はレスのついた元記事を書き換えたりはしないでしょう。

>「僕はディベートなどもやっているので、建設的な議論や討論をするのは好きなのですが、このことに関しては白黒決着つけるつもりはなかったりします。」

 ディベートって「建設的な議論や討論」ですか?ガチでのディベート、たとえば政治論争の多くはつぶし合いですし、競技的なディベートでもおかしなことを言えば徹底的に追及されて下手すれば立ち往生します。

>「僕がおこがましくも、『そういう状況を変えてやる!』などと考えているわけでもありません」

などと言わず、変えようとなさってはいかがですか?陰ながら応援します。

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