英語に長けた外国人から学ぶべきこと


ネイティブスピーカーは英語を学ぶのに特別な努力をしていないので、
成人になってから他の外国語(日本語など)を習得している人を除き、
英語の学習法について訊いても、概してあまり参考になりません。


一方、フィリピン人やセルビア人のように
外国語として英語を学んだノンネイティブに
どうやって英語を身に付けたか訊いてみると、
すごく刺激的なエピソードをシェアしてくれたりします。


先日、はじめてお話したフィリピン人男性のOliberは
貧しい家に生まれ、「いつか成功してやる」と幼いときから思っていたそうで、
それが英語習得の原動力だったと言います。


我々からは想像もつかない反骨精神がベースにあるんですね。


Oliverが6歳のときに、
隣人の家にケーブルテレビが敷かれることになり、
その業者が彼の父親に「緩い」契約話を持ちかけました。


「初回1か月分の受信料だけで、テーブルテレビを見れるようにしてあげる」


アメリカの映画・ドラマチャンネル、HBOが見れるというので、
父親は子どもたち(Oliverと彼の兄)の将来への投資として、
なけなしのお金を払って、その取引に応じることに。


Oliber曰く、
My neighbor was practically paying for our cable TV.
「隣人がケーブルテレビの受信料を払ってくれていたようなもんだった」


ちょうど学校が長期休暇中だったこともあり、
Oliverと彼の兄は、1カ月間、1日中テレビにかじりつき(We were literally glued to the TV)、
アメリカ映画のセリフを真似し続けたそうです。


「兄と一緒に、俳優そっくりにセリフを言って遊ぶのが楽しかった」


このトレーニング(遊び?)のおかげで、
Oliverの発音は完璧なアメリカ英語になり、
フィリピン訛りが一切なくなったとか。


I got rid of all my Filipino accent.
と言ってました。


実際、彼の発音は僕がこれまでオンライン英会話で出会った
どのフィリピン人よりもネイティブに近いのです。


6歳のときから、アメリカ映画のセリフを真似てリピートし続け、
完璧なアメリカ英語のアクセントを獲得したOliberの努力の話を聞き、
鳥肌が立ちました。


「我々日本人とは気概が違うな」と。

「これくらいやってきた結果、今の姿があるんだな」と。


英語を自在に操れる人たちは、
相当な時間と労力、情熱を英語に注いできています。
それはどこの国でも一緒です。


「並々ならぬ努力を積んだ結果、今の彼らの姿がある」


それを垣間見れるだけで、
僕は物凄くインスピレーションを受けるし、
なんか悔しいけど、同時に嬉しい気持ちにもなります。


我々日本人も、
彼らの英語を学ぶ姿勢を見習いたいですね。

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コメント

裏を返すと、日本にいれば英語が話せなくても豊かな生活を確保できるということでもありますね。そもそも生きるためには必要性がないのかもしれません。もちろん私たち人間は必要性だけで動いてるのではないですが。
Re: タイトルなし

確かに、必要性がないからやらない、というのは大いにありますね。

就活で有利にならないから、留学する日本人大学生の数が減っている、というのも危惧すべき事態です。

特に、お隣の韓国、中国からは、英語圏の大学への留学生数が毎年増加傾向にあることを考慮すると、日本だけが逆行してますね。

直近の必要性だけを基準に行動するのは、先見性と想像力に欠けていることだと思います。



> 裏を返すと、日本にいれば英語が話せなくても豊かな生活を確保できるということでもありますね。そもそも生きるためには必要性がないのかもしれません。もちろん私たち人間は必要性だけで動いてるのではないですが。

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