TOEIC対策における2つのアプローチ


僕のTOEIC指導では、
大きく2つのアプローチを提案しています。


1つ目は、主にリスニング対策において、
「TOEICで出てくる英語を自分でも言えるようにする」
というアプローチで、土曜日午前の「TOEIC特化クラス」で実践しています。


その際に、
「TOEICで出てくる英語は標準的な良い英語なので、
自分で言えるようにすれば、実践でも役に立つ」

というスタンスを取っています。


具体的には、公式問題集のパート4(一部パート3)を暗唱したり、
澤トレのパート1や2のセンテンスをListen & RepeatやRead & Look upしたりすることで、
TOEIC英語を血肉化することを目指しています。


「TOEIC英文素材は、ただ問題を解くためのモノではなく、
将来英語を使うときに備えて、自分の糧にすべきモノ」

という考え方です。


ただスコアアップするためだけに対策するのではなく、
その先も見据えて、最大限に英語力を向上させることが大切だと思うからです。


なので、僕はTOEICを学習素材、練習素材として捉えた場合には、
かなり肯定的な立場です。


その一方、一般的な方法で問題演習をするだけでは、英語力も付きにくいので、
「ただ問題を解くだけ」というやり方には、やはり否定的です。


また、僕は別の角度からもTOEIC対策を捉えており、
そこでは、TOEICを凌駕することを目指しています。


僕が実践している2つ目のアプローチは、
「TOEIC教材だけを使って勉強していると、英語力が付きにくい」
という考え方に基づいています。


土曜日午後の「英語力養成コース」では、メイン教材として、
洋書とオーディオブックを使っています。


TOEICとは関係ない、ネイティブが楽しむことを目的とした、
容赦のない英語、つまり、「本物の英語」にも大量に触れることが、
英語力アップには欠かせないと考えています。


「TOEICに出ない英語に触れるのは遠回り/無駄」と考えるのは、
はっきり言ってナンセンスです。


「TOEICに出る英語」というのは範囲が狭すぎるので、
それしか触れていないと、本物の英語力は身に付きにくくなってしまいます。


「TOEICに出てくる英語は、自分でも言えるようになる価値がある」
という先ほどの発言と矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、
そうではありません。


「言えるようになる」という次元まで持っていけば、
TOEICの英語は役立ちます。


ですが、ただ聞く、ただ読む、問題演習で扱う、くらいの軽い触れ方しかしなければ、
TOEICの英語から得られるものはあまりなく、英語力の向上には結びつきにくいのです。


むしろTOEICに関係ない英語にこそガンガン触れて
英語の底力をつけることが大切です。


「TOEICに出る英語」という狭い世界に収まるのではなく、
幅広く英語に触れて、ついでにTOEICに出る範囲も全部カバーしてやろう

というくらいの大きな視野と意気込みで臨んだ方が、
絶対に英語力が付き、ひいては大幅なスコアアップにもつながるのです。


僕はTOEICの授業でよくこのようなことを言います。


「皆さんはTOEICのためだけに英語の勉強をしているわけではないのですから、
英語をもっと大きな視点でとらえて、その一部分に過ぎないTOEICは、ついでに攻略してしまってください」



ちなみに、澤田塾の生徒さんに限って言えば、
この視点を持っている人ほど早く目標スコアに到達します。


まとめると、
1つ目のアプローチは、「TOEICの英語を自分の血肉にする」
2つ目のアプローチは、「TOEICだけをやる限界を知り、幅広く英語を学んで底力を付ける」


この2つをバランスよく行えば、
TOEIC対策と英語力強化がシナジー(相乗効果)を生み、
スコアアップと使える英語を両立することが可能になります。


「急がば回れ」で、このような一見遠回りに見えるやり方で愚直に努力を続けている人の方が
TOEICに特化した問題演習だけをしている人と比べて
より早く大幅なスコアアップを達成することが多かったりします。
(あくまで僕の指導経験においてですが)


しかし、これは僕が理想的だと考えているやり方というだけで、
多くの人に当てはまるとは限りません。


TOEICを受ける目的、英語を学ぶ目的は人それぞれなので、
考え方ややり方にも違いがあるのは当然です。


最終的には、自分と一番合う指導者や情報発信者を見つけ、
参考にされるのがよいと思います。


あるいは、どちらかの方向性に固執する必要もないので、
あえて違うスタンスを両方取り入れてみるというのもアリかもしれません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
応援よろしくお願いいたします m(__)m

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