TOEIC対策と英語学習を両立させるには?



今日のテーマは澤田塾のTOEICクラスにおいても
大きな課題となっていることです。


TOEIC対策をしていると、他の英語の勉強は何もできない、
やる時間が取れない、という人がほとんどではないでしょうか。


そもそもTOEICだけでも取り組まないといけないパートがたくさんあるため、
全てのパートの対策をカバーしようとすると、かなり大変です。


パート1やパート6などはほとんど対策をしないという人も多いですが、
それでも、パート2、3&4、5、7と大きく4つあります。


苦手な人が多く、重点的に取り組む傾向が強いパートは、
リスニングではパート3&4、リーディングではパート5ではないでしょうか。
(なかにはパート5よりもパート7が苦手という人もいるかもしれません)


パート2は苦手な人が多い割に、対策は怠りがちです。
本気で全文聞き取って、克服しようという人には「澤トレ」
がオススメですが、
泥臭い努力によって本質的な聴解力を鍛えるよりも、手っ取り早くスコアだけ上げたい、
という人は、たぶんやらない方がいいです。
(途中で挫折する可能性が高いので)


パート3&4は、シャドーイングや音読(音速読)、
オーバーラッピングのようなトレーニングや暗唱などを実践する人も増えてきており、
重点的に対策している人が多いリスニングのパートだと思います。


逆に、ただ問題演習しかしていない人と、しっかりトレーニングをしている人の間で
かなり差が出るパートでもあります。
(パート2の短文記憶系のトレーニングも同様)


澤田塾でも、新形式の公式問題集を練習素材にして、
まずはパート4の音トレと暗唱に取り組んでいます。(パート3は後で)


実は、今タームは、期間を元々予定していた15回から7回に短縮し、
その中で最も効果を感じてもらえるように、ほぼリスニングに特化したクラスにしました。


したがって、授業中にリーディング対策はほとんどやりません。


唯一のリーディング対策としては、
語彙をもっとも効果的に覚える手段として、出版前の澤フレを一部プリントとして配り、
そのチェックテストをするくらいです。


今タームは、授業や課題としては基本的にリスニング対策しかせず、
リーディング対策はやらない方針にしたのですが、その代わりに、
毎週、日曜日に各自リーディングの問題演習だけしておいてもらうことにしました。


1回目は、新形式の公式問題集の問題を解いて、
2回目は、その復習という形で、
日曜日が来る度にリーディング対策をしてもらいます。


逆に、週1回日曜日以外はリーディング対策は何もしないでもらいます。


ここで、今日の本題、TOEIC対策と英語学習を両立させる方法についての話になります。


多忙な社会人がリスニング対策とリーディング対策の両方ともやっていたら、
TOEICの勉強以外の時間を取るのは、ほぼ不可能です。


そこで、例えば、一定期間(7週間)はリスニング対策しかしないと決めて、
余った時間を使って「楽しい多読」(=好きな英文素材をたくさん読む)に充てるようにするという方法を提案したいと思います。
(↑現在、澤田塾で実践中)


と言っても、全くリーディング対策をしないと不安と言う人も多いので、
週1回日曜日だけというように、最小限にします。


ただ、普段の10倍以上自分が興味ある内容の英文に触れていれば、
試験本番の英文量に圧倒されないだけの「英文体力」「読み慣れ」は得ることができます。
そして、これが実はものすごく大きな差を生みます。


楽しい内容の英文であれば、どんどんページが進むので、
ただTOEICのパート7のパッセージを読んでいるときよりも、触れる英語の量が増えることになります。


「英語を読むのが楽しい」「もっともっと読みたい」と感じるようになったら、しめたものです。


無味乾燥としたパート7の英文は、中身が面白くないので、
普通は「もっと読みたい」という気持ちにはなりません。


というか、英語が苦手な人にとっては、けっこう苦痛だったりもします。


つまり、TOEIC対策だけに偏ってしまうと、
あまり楽しくないので、英語を好きになれないことが多いのです。


一方、TOEIC対策はリスニングだけにして、余った時間を使って、
好きな内容の英文、肩の力の抜いて読めるくらいの簡単な英文にたくさん触れるようにすると、
英語学習が楽しくなって、英語が好きになる可能性がぐんと高くなります。


TOEICの勉強だけだと、英語が出来るようになりにくいと僕が考える一番の理由は、
英語を楽しいと思えない、好きになれないからなのです。


「好きこそものの上手なれ」なんて月並みな表現は使いたくないですが、
やはり、最終的には、英語を好きになれるかどうか?にかかっていると僕は思います。


ということで、今タームはリスニングに絞った指導を徹底的にやりつつ、
TOEICとは関係ない英文素材の多読にも力を入れています。


週1回、日曜日だけリーディング対策解禁日にするという作戦も
実は先週から実行に移したばかりです。


今タームは、リスニング対策に絞ったため、
澤トレのパート2の120セット(設問文&正解)の高負荷トレーニングを
6週間で終わらせるという超ハードメニューになり、
それに加えて、新形式のパート4&3の音トレと暗唱も課題として出しているので、
リスニングの課題をこなすだけでも大変です。


そこで、一定期間はリスニング対策に絞り、
リーディングは楽しい多読のみ、という形にしたのですが、
それによって、TOEIC対策と英語学習とのバランスを取ることが可能になります。


また、5/29(日)の新形式のTOEICで一番怖いのは、
リーディングセクションではなく、パート3&4だと思い、
この短期間でそこまでリーディングにフォーカスしなくてもよいと判断しました。


新形式では、読む英文の量が増え、よりリーディングの底力が試されることになるので、
多読によって触れる英語を10倍にして、「読み慣れ」を作る方が得策だと考えています。


このような形で、TOEIC対策と英語学習を両立させるようにすると、
「TOEICの勉強だけしていると、英語が楽しくならず、好きにもなれない。結果的に、得意にならない」
というジレンマを解消でき、より理想的な指導スタイルが実現できるように思います。


今後は、「楽しい多読」の実践方法や教材についてもシェアしていきたいと思います。


応援よろしくお願いいたします m(__)m
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