社長島耕作のバイリンガル版は最高峰


今日は、2013年にFacebook上で公開していた「洋書を1年間で50冊読む」という企画を振り返る記事になりますが、
その中でも、特別に日本語だけで(普段は日英併記)英語の学習法について詳しく説明している回になります。


実は以前にこのブログにも転載したことがありましたが、
最近澤田塾で実践しているリーディング指導とも関連しているので、再掲載しました。


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「よし英語学習を始めよう」と思って、何かを読んだり、聞いたりしても、
意味がわからなくて、途中で嫌になってしまうことってありませんか?


多くの英語学習者を悩まし、挫折に追いやるのが、この「意味理解」というプロセスなのですが、
このストレスを軽減する合理的な方法があります。


それは、

「先に和訳を読んでから、英語を読む(聞く)」

という方法です。


これは、英語に対してアレルギーのある方に特にオススメです。


母国語である日本語で先に意味を理解していれば、
英語を読む心理的な負担がぐんと減ります。


「そんなのズルだ!」とか、
「それでは英文を読む力が付かないのではないか?」と心配されるかもしれませんが、大丈夫です。


その後に英文を読むわけですから、ちゃんと英語の勉強になりますし、
少なくとも、何もしないよりは100倍良いことは明らかです。


いきなり英文を読んだ場合と違って、よりスムーズに理解しながら読めるので、
より効率的、効果的な学習が可能になります。


母国語での理解力を最大限に活用できるので、
英語をやり直そうと思っている大人の学習者に最適な方法と言えるでしょう。


この学習法を実践するのに適した教材としてオススメなのが、
日本のマンガのバイリンガル版です。


バイリンガル版はセリフが日本語、英語の両方で書かれているので、
セリフごとに、日本語→英語の順番で読んでいけば、
ストレスを感じることなく英文を読み、コンテンツを楽しんでいる自分がいることに気付くでしょう。


また、上級者の場合は、
「この日本語を英語ではこうやって表現するのか」と
感心しながら読むことで、発信力のアップにも役立ちます。


「ドラえもん」など、慣れ親しんだ日本のマンガを日本語→英語で読む。
これなら、子供も大人も楽しく英語学習できると思います。


僕が今年40冊目の洋書として読んだ「社長島耕作」は、
マンガのバイリンガル版の最高峰とも言える作品です。


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まず、ご存知かもしれませんが、島耕作シリーズは内容がとても勉強になります。

会社名などは架空ですが、現実の国際情勢や経済状況に即したリアルなストーリーで、
楽しくビジネスについて学ぶことができます。


さらに、この作品は英訳が秀逸で、
バイリンガル版の中では断トツのクオリティーです。


訳文が極めて自然で上手い英文に仕上がっていて、
僕も翻訳家の端くれですが、思わず唸ってしまいます。


英語のレベルとしては、TOEIC800点以上か、英検準1級くらいの方向けですが、
先に和訳を読む方法であれば、中級者の方でも取り組めそうです。


このように、先に和訳を読む方法を利用すると、
自分の実力よもワンランク上の英文に挑戦することも可能になるのです。


この方法は、センテンスごとでなくても、
洋書の段落ごととか、文章単位でも実践することができます。


僕はよくThe Japan News(The Daily Yomiuriから改名)の社説(日英併記)を、
最初に日本語で全体を読んでから、その英文を読むようにしています。


また、CNNやBBC、ABCなどの国際ニュースも、
最初に日本語音声で聞いてから、英語音声で聞くこともあります。


もしよければ、このストレスフリーな英語学習法をぜひ試してみて下さい。


今年残り8週間で、目標の50冊まであと10冊。


社長 島耕作 #1 バイリンガル版 (講談社バイリンガル・コミックス)




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↑ここまでが、Facebook投稿の転載なのですが、
以下に、社長島耕作を最近読まれた、TOEICクラスの生徒さんの感想をご紹介いたします。
(澤田塾では、マンガのバイリンガル版をはじめ、多読書籍の貸し出しを行っています)


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「日本語ならよくこういう会話する・・・でも英語ではどういうんだろう?」
というのが多く、それをすぐ見れるのがいいですね。
実用的な表現が多いというのを強く感じました。
こういうのが机上の試験向けの学習では得にくいところなのかなあと感じます。

コンテンツがビジネスをテーマにしているので自分の興味関心にミートしてますし
微妙に会社名を変えてますが、リアルさが感じられました。
人間模様もとてもよく描写されていて、最後の終り方も絶妙でした。

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