2016年を振り返って


1ヶ月以上更新しないと、FC2ブログでは、嫌がらせのように、ブログのトップに広告を貼られるため、
この記事を書いています。(って、そのためだけかい!?)


今年を振り返って、僕が一番の成果だと感じていることは、
「TOEICのスコアアップだけでなく、英語を使えるようになりたい」
と本気で思っている生徒さんばかりが澤田塾に集まり、残ってくれるようになったことです。


世の中の多くの人が、様々な理由があって、スコアアップを目指さないといけない状況にいます。
そして、そのニーズに応えようとする商品やサービスは山のようにあります。


実際、澤田塾にも、最初はスコアアップだけを求めて入塾される生徒さんも多くいらっしゃいます。


僕はそんな生徒さんにどう対応するのかというと、もちろんニーズに応えようとしつつも、
最終的には、考え方を改めてもらおうとします。


言い換えれば、ニーズに応える以上のことを達成しようとしているのです。
それによって、本当の価値を提供できるという確信があるからです。
(仮に、最初はそれを求めていなかったとしても)


「スコアアップだけではなく、英語を使えるようになっていきましょう」と常に言い続ける。

「みなさんはTOEICのためだけに英語を勉強しているわけではありませんから」と口癖のように言い続ける。

すると、最初はスコアアップだけが目的だった生徒さんの考え方も、徐々に変わっていきます。


もちろん、その間に目標スコアを取得して、もうスコアを上げる必要がなくなった、という状況の変化もあるとは思います。


でも、元々スコアアップにしかあまり関心がなかった生徒さんが、
「もっと英語を使えるようになりたい」と、目標スコア取得後も英語学習にひたむきに取り組んでいる姿を見ると、
僕は思わず感動して泣きそうになることがありますw


「あぁ、TOEIC教えていて、よかったなぁ」と。


そう考えると、僕のTOEIC指導の最大の目的というのは、
TOEICで成果を出してもらった上で、次のステップに進んでもらうこと、だとも言えます。


もちろん、僕はTOEICを教えること自体も好きで楽しんでいますし、
生徒さんにも、TOEICから使える英語を学び、スコアも上げていくプロセスを楽しんでいただきたいと思っています。


ですが、僕はTOEIC講師ではなく、英語指導者として、
スコアアップの先、生徒さんの将来、本当の意味での自己実現を常に念頭に置いています。


TOEICでスコアを取ったら、英語の勉強が終わりになるわけではないですから。

むしろその逆。
スコアを取ってからが本番なのです。


でも、最近は、
「TOEICでスコアを取る⇒次のステップに進む」という順番も、ちょっと違うかもしれない、と感じています。


やはり同時進行がベストではないかと思うのです。


実は、前タームから澤田塾に入られた生徒さんのほぼ全員が、
「もっと英語を話せるようになりたい」という明確な目的意識を持っていることが、
個人面談をした結果、わかりました。


そして、彼らの多くが、すでに英語をある程度話せるということも、
年末に行った特別補講(生徒さん同士での英語懇談会)で判明しました。


TOEICクラスの新しい生徒さんたちにとっては、
この補講が、澤田塾で英語を話す初めての機会となったのですが、
普通に会話することができていました。


もちろん、まだ英語を話すのは苦手という人もいましたが、
それは、普段から澤田塾で英語を話す練習をしている、実用英語クラスの生徒さんたちも同じです。


当然、生徒さんによって、スピーキング力にはバラツキがあります。
普段から英語をバリバリ使って仕事している人や、ICEEに参加したりする人もいれば、
まだまだこれからという人もいます。


ただ、全ての生徒さんに共通しているのは、
「日本人同士で英語を使うことに何ら抵抗はない」ということ。


そして、今年は、この風土をより強化することができました。


年末スペシャル補講で、実用英語クラスの継続生とTOEICクラスの新規生が英語で会話している様子を見て、僕が痛感したのは、
「TOEICで目標スコアを取るまで、英語を話すことを保留にしなくてもいいんだ」
ということです。


そんなこと言っていたら、日が暮れちゃうんですよね。


「まずは、TOEIC800点を取って、その後、英語を話す練習を始めたいと思います」

真面目な人ほど、こういうことを言われます。


で、なかなか800点が取れず、
1年、2年、3年と、時間だけが経過していく。


僕の発想は、真逆です。


現在、スコアが500~600点くらいの人が、
800点取るのに必要な英語力を付けるとしたら、
その中に、スピーキング力の向上も含まれていて然るべきだと思っています。


話せるようになると、英語がより身近に感じられ、より仲良くなれるので、
聞く力も読む力もぐんと上がり易くなります。

そして、それは着実にスコアアップにもつながります。


逆に、話せない英語はなかなか身につかない。
いつまで経っても、異質な言語のままだから。


だから、800点取ったときに、
そのスコアに見合ったスピーキング力も身についていることを目指すことが、実は一番の近道なのです。


800点取ったときに、500点だったときと英語を話す力が全く変わっていないというのは、
TOEIC対策としては成功と見なされることすらありますが、
英語学習としては成功とは言えません。


しかも、それがスコアアップの近道でも何でもなかったりします。


あ、気付いたら、2016年を振り返るはずが、
久々に自分のTOEIC哲学を語り散らかして終わってしまう。。。


来年、2017年には、引き続き、英語を使えるようになることを意識したTOEIC指導を実践しつつ、
「もっと英語を使えるようになりたい」という生徒さんが、なりたい自分に近づくための指導を一層強化していこうと思っています。


この年末年始には、それを実現するために、
来年からどんな指導を展開していけばいいか?
どんな新しいことを導入していけばいいか?ということを真剣に考え続けています。


また、来年からは、塾生以外の方にも気軽に澤田塾で英語を使うことを楽しんでいただけるように、
日曜日の午後に、「英語懇談会」というイベントを復活させる予定ですので、
「英語懇談会とは?」
これまで接点がなかった人と出会い、交流する機会が増えていくのではないかと思います。
(今からワクワク、ドキドキしています)


来年も、生徒さんたちや英語仲間たちと共に学び、切磋琢磨しながら、
楽しい経験や挑戦を共有していくことを楽しみにしています。


では、良いお年をお迎えください。

I wish you all a Happy New Year! (発音がearだと、「良いお耳を」になるのでご注意をw)


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コメント

No title
「TOEIC PART3の攻略」とかで検索してたら澤田先生のサイトを見つけました。

「暗唱こそが使える英語を身に付け、聞こえる体質を作る」というページを見たので、最近になって始めました。(既に半年くらい実践してます)

毎日、公式問題集のPart3もしくは4を一つずつ暗唱できるまで音読しているのですが、次の日にはほとんど忘れてしまっています。これで効果があるのでしょうか?

また、何度も音読しているうちに、英語で理解しているというよりも、口がリズム?として覚えてしまっている感じです。

こういう感じでも良いのでしょうか?

何というか、ただ丸暗記していて、使える英語になっていない気がします。

ちなみに私のやり方は

音声ナシで自分で音読→オーバーラッピング→シャドーイング→(シャドーイン
グがスラスラ出来る様になったら)暗唱、というやり方です。※暗唱がスラスラ出来る様になるのに1時間くらいかかります。

どうも私のやり方や考え方が間違っているような気がしたので、質問させていただきました。
Re: No title
とくしさん、

こんばんは。

「何度も音読しているうちに、英語で理解しているというよりも、口がリズム?として覚えてしまっている感じ」というのはっ理想的だと思います。

やり方も間違ってないと思います。

最終的に、ナレーターと同じかちょっと超えるくらいのスピード(ナレーターが30秒なら自分も30秒以下)で暗唱できているかどうかというのも大事なポイントです。
ストップウォッチは欠かせません。

あとは、発音などがどれだけ元の音源に近いかということを確認するために、
ご自身の音読や暗唱を録音して、自己分析&自己修正されると、さらに良いかと思います。

「丸暗記」というのが悪い場合というのは、自分が暗唱している素材の意味をわかっていないときですが、
ちゃんと意味がわかりながら言葉を発しているという感覚があれば大丈夫です。

ぜひ地道な努力を楽しみながら続けていってください。

僕自身、同じことを今でもやり続けています。(運動と同じで、止めると鈍るので)



> 「TOEIC PART3の攻略」とかで検索してたら澤田先生のサイトを見つけました。
>
> 「暗唱こそが使える英語を身に付け、聞こえる体質を作る」というページを見たので、最近になって始めました。(既に半年くらい実践してます)
>
> 毎日、公式問題集のPart3もしくは4を一つずつ暗唱できるまで音読しているのですが、次の日にはほとんど忘れてしまっています。これで効果があるのでしょうか?
>
> また、何度も音読しているうちに、英語で理解しているというよりも、口がリズム?として覚えてしまっている感じです。
>
> こういう感じでも良いのでしょうか?
>
> 何というか、ただ丸暗記していて、使える英語になっていない気がします。
>
> ちなみに私のやり方は
>
> 音声ナシで自分で音読→オーバーラッピング→シャドーイング→(シャドーイン
> グがスラスラ出来る様になったら)暗唱、というやり方です。※暗唱がスラスラ出来る様になるのに1時間くらいかかります。
>
> どうも私のやり方や考え方が間違っているような気がしたので、質問させていただきました。
No title
澤田先生

お返事ありがとうございます。

時間は図るようにしています。
最終的にはナレーターのスピーチ時間よりも早い時間で暗唱できるようにしています。
ですので、ここは澤田先生と同じだと思います。

>あとは、発音などがどれだけ元の音源に近いかということを確認するために、>ご自身の音読や暗唱を録音して、自己分析&自己修正されると、さらに良いか>と思います。

これは正直、やっていませんでした。今後は取り入れたいです。

>「丸暗記」というのが悪い場合というのは、自分が暗唱している素材の意味を>わかっていないときですが、

これに関してですが、最初に自分で、ある程度納得がいくまで和訳するようにしていますが、意味が曖昧なものもあるのも事実です。(なぜこの部分でこの前置詞を使うのだろう、とか、そもそも文章の意味自体があやふやだったりとか)

ちなみに暗唱は次の日には忘れてしまうのですが、
これはこれで良いのでしょうか?
綺麗に記憶に留めておくコツとかありますか?
(次の日に忘れてしまうのは、やはり意味があやふやなまま暗唱しているからでしょうか)
Re: No title
とくしさん

こんばんは。

> ちなみに暗唱は次の日には忘れてしまうのですが、
> これはこれで良いのでしょうか?
> 綺麗に記憶に留めておくコツとかありますか?
> (次の日に忘れてしまうのは、やはり意味があやふやなまま暗唱しているからでしょうか)

1つの課題を1日で仕上げては、また翌日には新しい課題を覚える、
というような早いペースでどんどん進んでいくのであれば、その都度忘れるのは問題ないと思います。

あるいは、3つ仕上げる度に、3つまとめて言えるように総復習するというやり方もあります。
No title
なるほど、やはり忘れてしまうのは仕方ないのですね。

一応、一周したら、またもう一周やるって感じです。

しかし、忘れてしまうと、「使える英語」にならないのではないでしょうか?

それとも、記憶の片隅にでも残っていれば使えるものなのでしょうか。
No title
度々の質問申し訳ありません。

「暗唱の際は瞬間英作文を入れた方がいい」とありますが、この瞬間英作文はどういうものなのでしょうか?

私は

①Part3 or 4を黙読(ここで文章の和訳をして頭に叩き込む)

②音声ナシで音読

③音声に合わせてオーバーラッピング

④文章を見ないでシャドーイング

⑤和訳を見て自分で暗唱

⑥何も見ないで暗唱

という形式でやっているのですが、この⑤が瞬間英作文という考えで良いのでしょうか?

また、暗唱の順番・やり方としてはこれで間違っていないでしょうか?
(私は澤田先生が取り入れてるリード&ルックアップとか口パクは取り入れていませんが、似た感じにはなっていると思います)

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