第221回TOEIC感想(2017年6月25日)


本日のTOEIC公開テストを受験された皆様、お疲れ様でした。

難易度や気付いたことなどをシェアしたいと思います。

今回僕が受験したのは、以下の3つ目の「スーツケースを引っ張っている女性」のフォームでした。



今回のテストを総評すると、4月の鬼フォームと比べても引けを取らないくらいに難しかったと思います。
(受験してませんが、5月のテストは「ゆるキャラ」だったようです)



↑あぁ、日付がぁ。。。 今日は6/25ですね。

Part 1 普通

全体的な難易度は普通でした。

澤トレでも取り上げていますが、機械(コピー機、顕微鏡など)をイジっていたら、
adjust some equipmentかoperate some equipmentが来るのは鉄則です。

ちなみに、集合名詞の前につく some は、「いくつか」という数でも、「いくらか」という量でもなく、
実態としては、a piece of 「1つの」と同じであることがTOEICでは多いということも覚えておくとよいでしょう。
(some marchandiseやsome furnitureなども同様)


Part 2 難

前半は標準レベルの問題が中心でしたが、最後の10問くらいで一気に難しい問題が襲ってきました。
設問の意図がわかりずらいだけでなく、返答が変化球的すぎて対応できない人が多かったと思います。

「まぁ、そういう切り返しもアリだよね」「おぉ~、そう来たか!」と、
心の中でブツブツ言いながら解いてました。(↑なぜか顔は半笑い)

僕がこういう感じになる問題が多いフォームは危険です。(←「難しい」という意味)

答えがCに来る場合は、聞いた設問文の内容を最後まで保持しておく必要がありますが、
答えがいきなりAに来る場合には、「即理解&即決断」ができるかどうかが問われます。

「あれ、何て言った?」と、設問文の理解が覚束ない状態で、
Aに変化球が来ると、返答として成立していると判断できず間違える、というパターンが多くなります。

応答が変化球かどうかに関わらず、まずは設問文を全文しっかりキャッチできることが前提になるので、
澤トレでやるような、短文記憶形のトレーニングを日頃からしっかりやっておくことが大切です。


Part 3 やや難

13セット中、最初の8セットくらいまでは標準的でしたが、
後半の5セットで、聞き取りにくさ&解きにくさが倍増した感じになっていました。


Part 4 難

純粋に放送文の英語が聞き取りにくいセットが多く、リスニング力がまだ十分にない人にとっては、
「解く以前」の問題として、「聞いて理解できない」ということを実感されたかもしれません。

逆に、聞く力がちゃんとある人にとっては、いつもとそれほど変わらなかったかもしれません。

新形式のTOEICでは、シビアに実力を判定し、初・中級者と上級者の線引をするために、
「放送文自体の聞きにくさ」を上げてきている、という印象があります。

対策としては、日頃からリスニング力を上げるための音声トレーニングを習慣化することと、
生の英語も含め、少しでも多くの英語を聞くようにすることが重要になります。


Part 5 普通

標準的な問題が多かったですが、
今まで出たことがないような単語に関する問題もチラホラありました。
(僕は7分で解き終わりました)


Part 6 普通

あまり悩む問題もなく、1セット2分半、計10分ほどで解けた人が多かったのではないでしょうか。
(僕自身は、7~8分くらいで終わりました)

Part 5&6を20分で終わらせることは十分にできる回だったと思います。


Part 7 SP 難
Part 7 DP 難
Part 7 TP やや難

(SP=シングルパッセージ、DP=ダブルパッセージ、TP=トリプルパッセージ)

SPは全体的にボリューミーだったので、英文を読むのが苦手な人にとっては、キツかったと思います。
僕自身もたっぷり26分かかってしまいました。

DPは、1セット目は5分くらいでサクッと解けたのですが、
2セット目には上級者も悩む問題があって、7分もかかってしまい、計12分もかかりました。




時間配分の記事では、DPの目標時間を10分(5分×2セット)と設定しているのですが、
最近は僕自身も達成できていないので、12分に訂正しようかと思っています。
(でもそうすると、Part 5と6を20分ではなく、18分で解かないといけなくなります)

最後のTPの3セットは、5分、5分、7分の計17分かかりました。

想定している18分(6分×3セット)を下回ってはいますが、
全体的に英文の量が多く、思ったよりも時間がかかりました。

ただ、TPに21分もかかってしまった、4月の鬼フォームほどではなかったですが。


澤フレから出たフレーズたち

land a job 「仕事に就く」

この動詞のlandは、実際にはよく使われるので、澤フレには掲載してあるのですが、
過去にTOEICで出たことがあったかどうかは定かではありません。

でも、こうやって実際に登場してくれると、
「やったぁ、出てくれたぁ! やっぱオレ、先見の明あるなぁ」と嬉しくなりますw


service a computer 「コンピューターを点検/修理する」

serviceが動詞としても使われるというのは、多くの人にとって盲点になっているかと思います。


*澤フレは、授業ではすでにプリントを配って使用していますが、まだ発売されてはいません。


今回も解く順番を変えました

実は今回も、前回同様、Part 7の解く順番を変え、
一番英文の量が多いTPから始め、次にDPをやり、
SPは、後半の長いパッセージから前半の短いパッセージへとさかのぼっていく方法を使いました。

結果、TPに17分、DPに12分、SPに26分と、
ここまでで、ピッタリ55分かかってしまいました。。。
(澤フレ制作の参考に、試験に出てきて気になったフレーズを何度も「脳内キャプチャー」しているので、それだけで5分くらいはロスしていますが)

Part 5と6を残して、20分あったので、5分ほど残して、解き終わりはしましたが、
Part 7に55分もかかってしまったのは想定外でした。
全体的に英文の量が多かったのが、時間がかかった原因だと思います。

僕のようにTOEICを教えている人間がPart 7に55分かかってしまうとしたら、
多くの受験者の場合は、たとえPart 5と6を順調に20分で解き終え、Part 7に55分残したとしても、
5問~10問くらいは塗り絵になってしまう可能性が高いと思われます。

これほどPart 7が解き終わりにくいものになっているというのは、
TOEIC受験者だけでなく、TOEIC指導者にとっても、非常に困ったものです。

どうすれば解き終われるようになるのか。

改めて考え直さないといけない「永遠のテーマ」ですね。


<関連記事>
第219回TOEIC感想(2017年4月9日)

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コメント

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Re: No title
gourmetですね。

発音注意の単語で、日本語では「グルメ」です。


> こんにちは。
> 26日toeicを受けたものですが、ちょっと気になったことがございまして、コメントを書きます。
> Part5の選択肢の中でgで始まる単語(o, r,nもあった気がします)がありましたけれども、意味が分からなくて探してみようとしてもスペリングがわからなくて・・・もしご存知でしょうか。

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