第228回TOEIC感想(2018年3月11日)


本日のTOEIC公開テストを受験された皆様、お疲れ様でした。

今回の試験の難易度や受験していて気付いたことについてシェアしたいと思います。


以下、僕が受験したフォームに関するもので、
違うフォームでは、各パートの難易度なども異なるはずですのでご了承ください。


今回のテストを総評すると、全体的に難し目だったように思います。

前回に引き続き、リスニングセクションは47分でしたが、
特にパート4で非常に聞きにくいセットがあったので、
慌てて、ペースが乱れてしまった人が多かったのではないでしょうか。



Part 1 普通

標準的な問題ばかりでしたので、6問すべて取れた人が多かったと予想しています。

Part 1特有の表現としては、
定番のmow the lawn 「芝を刈る」の他に、
rake leaves 「葉を熊手で集める」を覚えておくとよいでしょう。

rakeは名詞で「熊手」を意味しますが、動詞としてもよく使われます。

名詞としての英英辞典の定義は、
a gardening tool with a row of metal teeth at the end of a long handle,
used for making the soil level, gathering up dead leaves etc
となっています。

落ち葉をかき集めるだけでなく、「土をならす=平らにする」ために使う道具でもありますね。

形容詞のlevel「平ら」や、dead leaves「落ち葉(枯れ葉)」なんかは意外に出てこない人が多そうです。
(fallen leavesの方が簡単かと)

ついでに、動詞の定義も確認しておきます。
to move a rake across a surface
in order to make the soil level, gather dead leaves etc


自然な英語を覚えるためには、
このように英英辞典と親友になることが大切です。
       (↑なんか、かわいそうな人みたいw)


Part 2 普通

今回は、最初の20問までは、変化球的な応答がほとんど出てこなくて、
「ちょっと張り合いねぇなぁ。でも、これなら多くの塾生が高得点取れそう(ニヤリ)」とか思っていたのですが、
最後の5問くらいで、一気に変化球を投げ込まれて、面食らった方が多かったかもしれません。


ただ、今回は、前回世間を騒がせた(?)、TOEIC界のヒュー・グラントは登場しませんでしたw
特別聞き取りにくいナレーターもいなかったので、最後の5問以外は、総じて標準的でした。


Part 3 やや難

今回も前回に引き続き、リスニングの時間は47分で、長いセットが多かったで、「やや難」としました。

他に特に書くことがないのでw、
Part 3で頻出の単語、「見つける」 locate (=find)について一言。

「製品/商品を見つける」 locate a product / itemや、
「オフィスを見つける (どこにあるか突き止める)」 locate an officeといったフレーズで覚えておくとよいでしょう。


Part 4 難

全体的には、普通かやや難くらいなのですが、
中盤で、やたら聞きにくいというか、内容を把握しにくいセットが出てきたので、「難」としました。


難しすぎるセットが1つでも現れると、
以降のセットにもcollateral damage「巻き添え被害/副次的な被害」が及ぶことがあるので、
全体的な難易度も上がってしまうように思います。


引きずって、パニクって、戦意喪失しかけたりすると、
次のセットの先読みのペースも乱れて、
解ける問題も解けなくなったり、聞ける英語も聞けなくなったりするので、
気を付けたいものです。
(他のパートにも言えることがですが)


Part 5 やや難

いつもは7分くらいで解き終わるのですが、今回は8分かかってしまったので、「やや難」としました。

なぜいつもより時間がかかったのか振り返ってみると、
一瞬で解けるサービス問題の割合が低かったのが原因だったように思います。

すごく難しい問題はないのに、30問中25問くらいがそこそこの難易度だったため、
結果的に時間がかかってしまったという感じでした。


目標の10分で解き終わることができた人の割合は、いつもより少なかったかもしれません。


Part 6 普通

いつも通り、7分くらいで解けたので、「普通」とします。

Part 5で11分かかったとしても、Part 6を9分くらいで解ければ、
Part 5、6合わせて、20分で終わらせるのは十分可能だったと思います。


Part 7 ダブル 難
Part 7 トリプル やや難
     ↓
Part 7 シングル 普通



リーディングセクションでは、Part 5と6を解いた後
Part7は、ダブルとトリプルを先にやり、最後にシングルをやるという作戦を僕は取っており、
澤田塾でもこの順番で解くよう指導しています。

塾生向けの時間配分は、一般の方向けとは異なっています。
(塾生向けの時間配分の記事はこちら⇒新形式TOEIC/最強の時間配分 (澤田塾生向け))


ダブルは、最初のセットに6分、次のセットに5分、計11分もかかってしまったので、「難」としました。

目標時間を12分(1セット6分×2)に設定しているところ、
僕自身が11分もかかってしまったということは、その時間内で解き終わった人は少なかったと思います。


トリプルは、僕自身、5分、5分、6分の計16分かかり、
目標時間の18分(1セット6分×3)で解くのが難しいと思われるので、
「やや難」としました。


Part 5、6が20分、ダブルとトリプルが30分で終わったとすると、残り25分になりますが、
僕の場合は、Part 5、6が15分、ダブルとトリプルが26分で終わったので、シングルには34分余りました。


25分しか残っていない場合、
シングルは最後まで解き終わらないと思っておいた方がよいです。

ですが、シングルの方が残り時間が少ない中でも急いで解き進め易いので、
澤田塾では、最後にシングルをやることを提唱しています。

最後にダブルやトリプルを急いで解こうとすると、
もっと頭が混乱して、血圧も急上昇しそうなのでw


残り25分だと、800点台くらいの人でも、
シングルの最後のセット (171-175)は塗り絵になる可能性が高いと思います。

僕自身は、34分もあれば、絶対に終わると思ったので、
それほど急がず、30分かけて解きました。

それでも、読むスピードや解くスピードは速い方なので、
30分でシングルを終わらせるのは、そんなにゆっくりなペースでもないです。

最後まで一心不乱にハイペースで解き切れば、
25分くらいで解き終わるかもしれませんが。

ですので、25分でシングルが解き終わらないのは、全然当たり前です。

実際、新形式TOEICでは、シングルのラスト4~7問くらいを塗り絵しても、
800点は十分狙えます。


本気で塗り絵ゼロを目指すのであれば、シングルに30分残せるように、
Part 5、6、ダブル、トリプルのそれぞれにおいて、もう少し時間を短縮できるようになる必要があります。

シングルからやる場合には、ダブルとトリプルに30分残すのが一つの目安になります。


最後に、語学の本質について一言。

TOEICのリーディングセクションが解き終わらず悩んでいる人は多いと思います。

「もっとPart 7の対策をしないと!」と、本屋に駆け込んで、Part 7の参考書を買い漁りたくなる気持ちは分かります。

それが間違いだとは言いませんが、もしかすると、本当の正解はそこにはないのかもしれません。

考えてみてください。

「塗り絵をしない人は、誰よりもPart 7対策をしている人」なのでしょうか。

「塗り絵をしない人は、英語を読むのが速い人」です。

「英語を読むのが速い人は、たくさん英語を読んできた人」です。

もしあなたがこれまで長年留学などをしてきて、日本語にも劣らないくらいの量の英語を読んできたとしたら、
塗り絵の主な原因として、Part 7の対策が足りなかったということも考えられるでしょう。

でも、大半のTOEIC受験者の方々は、そうではないはずです。

そもそも普段からあまり英語を読んでいないということに尽きるのではないでしょうか。

根本的な打開策は、今の10倍、いや、100倍の量の英語を読むことにあるかもしれません。


と、ちょっとthought-provokingなことを言い残して、
今日は終わりにします。

次回は「多読」について書きたいと思います。
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