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多読を気軽に実践する方法①(英語字幕を追っかける)


前回は、反響が大きかったこちらのツイートに関連して、
暗唱について記事を書きましたが、今回は多読について書きたいと思います。
(暗唱についての話)



暗唱はマニアックな学習法ではありますが、
澤田塾では定番中の定番でして、
僕の英語指導の真骨頂になっています。

塾生はみな、
毎週、暗唱に苦しみ、暗唱に突き動かされ、
暗唱に泣き、暗唱に喜び、
暗唱に励まされ、暗唱に導かれています。


一方、今日お話する「多読」の方はというと、
正直、まだまだなんです。。。


このブログをお読みいただいている一般の方々に多読をオススメする前に、
塾生の間でもっと多読を浸透させていかなければと感じています。


暗唱によって、限られた分量の英語を血肉化することに加えて、
多読によって、表面的でもよいので、より幅広い英語に大量に触れる、
というアプローチが英語習得には欠かせません。


いかに生徒さんたちに自発的に多読を実践してもらうか、
が、澤田塾の今後の課題、というか、永遠のテーマになっています。

正直、まだまだなんです。。。(本日2回目)



英語力の差は何の差?


多読について踏み込む前に、
まずは、以下の質問について考えてみてください。


英語ができる人と、そうでない人の差は何なのでしょうか?


突き詰めれば、
触れてきた英語の量の差
だと思います。


なぜ僕が、TOEIC満点や英検1級を取れるくらいになったかと言うと、
並の英語学習者の100倍以上の英語に触れてきたからです。


僕がTOEICや英検において結果を出せたのは、
それらの試験の対策をしたから、ではなくて、
むしろ、試験対策以外のことにより力を入れたから
だと言うことができます。


試験とは関係ない英語にも触れまくることが、
試験に必要な英語力を獲得するためにも不可欠なのです。


特定の英語試験の狭い範囲だけにとどまらず、
自分の興味や関心に応じて、現代英語の海を泳ぐことが、
多くの英語学習者に圧倒的に欠けていると思います。


これはTOEICのスコアアップを目指している人にも当てはまります。

Part 7が苦手だからと言って、
そのために、Part 7の文章だけを読んだり、問題を解くだけになってしまいがちです。

別にそのようなアプローチが間違いだと言っているわけではありません。
必要だと思うなら、全然やった方がよいとすら思います。

ただ、それだけでは、やはり何かが足りない、というか、
根本的な解決策になっていない、と感じることはないでしょうか。



人とは違う道を進む


TOEICの文章に限らず、もっと幅広く英語に触れた方が、
英語を読む力も断然上がり、逆に、TOEICにおいても結果が出しやすくなる、
というパラドックスは、もはや僕の中では常識になっています。


基本的には、英語学習についての既成概念や世間の常識は全て捨て去って、
まったく新しいマインドセットで英語学習に取り組んだ方が成功しやすくなります。


成功のカギは、このイメージの中にあります。

別の道を行く


多くの人とは違う方向に進み、
多くの人とは違う考え方に従って、
多くの人とは違うやり方を実践する。

そこに本当の正解がある、と僕は考えています。


とかく日本人は「右へ倣え」になりがちなので、
こういうことを言われると、反感を抱く人も多いかもしれませんが、
もしこれまで自分の中の常識や価値観に従って努力してきて、思うような結果を得られなかったとしたら、
パラダイムシフト(考え方の大転換)が必要かもしれません。


楽しくたくさん英語に触れることによって、
英語とより仲良くなり、英語の心やロジックが分かり、
英語をもっと好きになり、ますます英語に触れるようになる、
という好循環が生まれます。


このような状況は、TOEICのPart 7の文章を読み続けるだけでは、
決して起こりません。

ちなみに、これは英検1級対策にも当てはまります。


ただ、言うは易く行うは難し、なんですよね。



self-disciplineがなくても、多読を実践できる?!


多読を実践・継続するためには、時間と気力が必要なことに加えて、
self-discipline「自己規律」が求められます。


僕みたいに、英語が好きで、英語を本業としている人間の考え方、やり方は参考にならない、
と感じる人もいるかもしれませんので、
より一般の学習者に近い(?)塾生を例として挙げたいと思います。


澤田塾には、毎年、TOEIC700点くらいから、1年くらいで一気に900点くらいまで伸びる生徒さんが1人か2人くらいいるのですが、
彼らの共通点の1つとして、
英語字幕でのドラマ視聴にハマる、というのがあります。


昔は、ツタヤなどで毎週DVDを借りて見るのが一般的でしたが、
今では、NetflixやHuluのようなサービスを利用した方が、より気軽に低コストで取り組めるので、オススメです。


実は、僕自身、Netflixを生徒さんからオススメされて、
最近、毎日のように活用しまくっています。


多読を気軽に実践する方法としてオススメしたいのが、
英語字幕を目で追っかけながら、好きな作品、興味のある作品を毎日視聴する
これだけです。


英語字幕を目で追っかける行為は、「多読」とは違うと感じる人もいるかもしれませんが、
「多読」と似たような効果が得られると思います。


本を使った多読と違い、
強制的に字幕を速く読まなければならなくなるので、速読力を鍛えられるのと、
自分の意思や意欲に関わらず、どんどん読み進めないといけないので、
英語に触れる量を確保し易いのが最大のメリットです。

実際、45分くらい英語字幕を追っかけ続ければ、
かなり多読した感じになります。
それを毎日続けたら、相当な量になります。(今の10倍~100倍くらい)


字幕を追っかけるには、かなりの速読力を要しますので、
最初は、字幕が切り替わるスピードだと、理解が追いつかず、
挫折しそうになるかもしれませんが、ひたすら耐えてくださいw


無理やりにでも、このスピードに慣れるしかありません。


あと、知らない単語や表現が出てきたときに、思考が停止して、
話の内容が分からなくなってしまうことがあるかもしれませんが、
やはり耐えてくださいw


いちいち一時停止して確認する作業をしていると大変です。
40分くらいの作品を見終わるのに、
1時間半とか2時間とかかかってしまいます。

この辺は大雑把にテキトーに構えてやるのが、気軽に実践し続けるコツです。


基本、分からない箇所はスルー
コレで行きましょうw


これを日々続けて、徐々にスピードに慣れてくれば、
だんだん理解が追いつくようになっていきます。

気長に構えて、楽しみながら続けていくことがコツです。


このようなアプローチを実践するのに、self-disciplineは必要でしょうか?

いえ、self-disciplineは要りませんw

楽しいと思う作品を、毎日視聴し続けるだけですから。


実は、僕自身、この方法で、
「ウォーキング・デッド」(The Walking Dead)という作品を
毎晩、Netflixで1話か2話ずつ見ています。

しかも、中1の息子と一緒に。


彼はこの作品にすっかりハマってまして、
毎晩、「ウォーキング・デッド見ようよ~」とせがんでくるんですw


もちろん、英語音声、英語字幕で見るのですが、
彼の英語力は英検準2級に合格したくらいのレベルなので(英検2級は落ち続けている)、
当然、英語字幕の内容を全て理解できるわけではなりません。(よくて50%?)


時々、僕が同時通訳的に日本語にしてあげたり、
単語の意味を言ってあげたりするのですが、
基本、何も言わずに、黙って見ています。


それでも話の概要はだいたい掴めていますし、
何より、メチャクチャ楽しんでいます。

一緒に見始めて2ヶ月くらいで、シーズン5まで来てしまいました笑


ちなみに、中1の彼には、self-disciplineは皆無で、
基本、楽しいと思うことしかやりたがりません。


ですので、誰でも、self-disciplineの有無に関わらず、
楽しいと思える作品と出合えれば、きっと続けられるはずです。


ちなみ、ウォーキング・デッドは、あまりオススメいたしません。
かなり好き嫌いが分かれる作品なので。


いくつか第1話を試してみて、自分が楽しく見続けられそうな作品を選べばよいと思います。


あるいは、ドラマの代わりに、TEDトークなどを使うのもアリです。
ただ、TEDの場合は、ドラマと違って続きがないため、
継続的に見続けるインセンティブが働かないという難点があります。


今回は、self-disciplineの要らない多読(=英語字幕でのドラマ視聴)についてご紹介しましたが、
次回は、本を使った、よりオーソドックスな多読についてお話したいと思います。

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