TOEICはスタンダードな英語表現の宝庫

この記事では、あるネイティブの先生との英語でのやり取りを通じて、英語学習素材としてのTOEICについて考えてみたいと思います。

以下の英文では、あるネイティブの先生が英語のテストに関して批判的な意見を述べています。

My view is that tests don't often measure true competency, but rather they measure how well a person can take a test. I've met plenty of people who scored well on the TOEIC test but can't understand what I say, can't respond in conversation or write a brief error-free email. I tell my students that I will teach them English, and if they learn English well, their score on the test will improve, and as an added bonus, they will not only have a better score, but they will also truly be an English-speaker.

要約すると、「テストでは本当の英語力は計れない。TOEICで良い点を取っても、英語が使えない人がたくさんいる。(テストテクニックではなく)英語をしっかり学べば、スコアが上がるだけでなく、英語を話せるようにもなる」と言っています。

それに対して、僕は以下のように返答しています。
I know what you mean when you say that students should focus on improving their English skills rather than trying to get better scores on tests. I used to think more like you. In fact, I never studied English just to pass some English tests or get better scores, and yet I passed the top grade of every major English test and got the perfect score on the TOEIC test by teaching myself practical English skills and acquiring a working knowledge of the language. These days, however, I have slightly different views about tests. As a teacher, I try to use the TOEIC test as a tool to teach students practical English skills and knowledge. If you sort of cheat and get a good score just by using test techniques, all you get is a certificate which shows that you are "supposed to be" good at English. But when you think about it, the TOEIC is designed to measure one's practical English ability, which means the test itself is a treasure trove of standard practical English expressions that students should learn and be able to use. I use official TOEIC textbooks as my main teaching material because they’re exactly like the real TOEIC tests and therefore contain lots of useful expressions. In class I explain how to use those expressions and have students actually practice using them, so that they can also develop English conversation skills while studying for the test.

要約すると、「僕はテストで点数を取るためだけに英語を勉強することはなかったが、使える英語を独学で習得したことで、テストでも結果を出すことができた。テストテクニックだけを使って、良いスコアを取ったとしても、得られるものはスコアの認定証だけで、英語が使えるようになるわけではない。しかし、TOEICは実用的な英語力を計ることを意図した試験なので、それ自体が「スタンダードな実用英語表現の宝庫」でもある。公式問題集をメイン教材として使うのは、本物の試験同様、使える表現が満載だからだ。表現の使い方を学び、練習することによって、TOEICの勉強をしながら、英会話力も身に付けることができる」と言っています。

(注): a treasure trove of ~「~の宝庫」という意味なので、

「スタンダードな実用英語表現の宝庫」は、
a treasure trove of standard practical English expressions
と表現することができます。


実際、TOEICにはスラングなど、くだけ過ぎた表現は一切出てきません。

それゆえ、映画や小説、実際の生の英語を理解する上では、TOEICの英語だけでは足りないと考える人もいますが、逆に我々日本人が英語を使うことを意識した場合には、お手本にすべき、スタンダードな英語、キレイな英語だけで作られた模範的な学習素材として見ることもできます。

TOEICのリスニング問題で出てくる口語表現は、実際の英会話でそのまま使うことができますので、音声トレーニングによって、ぜひ身に付けたいものです。

900点、あるいは満点を持っている人でも、TOEICのリスニングセクションで使われている表現や言い回しを全て自分でもスラスラ言えるという人はあまりいないはずです。実際、満点を何回も取っている僕自身、「TOEICの英語を使えるか?」という観点で見ると、公式問題集から学ぶべきものはたくさんあります。

リーディングパートに関して言えば、自分でEメールなどの英文を書くときのお手本として、パート6や7の文章から表現を学び取る姿勢を持つようにしたいです。

この考え方は、TOEIC指導者として有名な花田哲也先生も、1駅1題 新TOEIC TEST文法特急のP.195で述べられています。




「TOEICの勉強を通じて、使える英語を学ぶ」

みなさんもぜひこのような姿勢を持ちながら、TOEICでのスコアアップを目指されてはいかがでしょうか。


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